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PlayStation Vitaが発売したゾー! 発売カウントダウンイベントで販売開始PS Vita、ゲットしました!

12月17日午前7時、SHIBUYA TSUTAYAでPS Vitaの発売カウントダウンイベントが行われ、先行販売が開始された。これをもって、全国各地で販売が開始した。

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画像 昨晩8時の時点で整理券を配布。最初に並んだ男性が、アンドリュー氏からPS Vitaを誰よりも早く手渡された

 12月17日、PSPの後継機となる「PlayStation Vita」(PS Vita)がついに発売となった。終電を過ぎたころには一部量販店の前に購入希望者の列ができはじめ、いやがおうにも気分は盛り上がる。ここカウントダウンイベントが行われるSHIBUYA TSUTAYA(東京都渋谷区)も例外ではない。午前6時には誰よりも早く手に入れたい人々が寒空の下、発売を待っていた。

 PS Vitaは、5インチ(960×544)の有機ELディスプレイの前面マルチタッチスクリーンと背面タッチパッド、ARMクアッドコアCPU、モーションセンサーやデュアルコントローラ、前背面カメラ、ワイヤレス通信機能(3G/Wi-Fi)など備えている。価格は、3G/Wi-Fiモデルが2万9980円、Wi-Fiモデルが2万4980円。ローンチタイトルにはカプコンの「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」やスクウェア・エニックスの「地獄の軍団」やコーエーテクモゲームスの「真・三國無双 NEXT」など、24本が出そろう。

 発売日の東京は、編集部のある千代田区でも3度まで下がり、立っているとすぐにブルブルと震えてくる寒さ。辛そうな表情だった人々も、店内に入ると自ずと笑顔が浮かぶ。それは店内が温かかっただけではないのではないだろうか。SHIBUYA TSUTAYA前にできた列は、昨晩8時から整理券を配布し、改めて午前5時に成形したもの。

画像 平井一夫氏(左)とアンドリュー・ハウス氏(右)

 カウントダウンイベントにはソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役会長の平井一夫氏と同社代表取締役社長兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏が駆け付けた。アンドリュー氏は、発売に向けてポータブルエンターテインメントシステムの完成系をいち早く手に入れることができる幸運な人々だと、集まった参加者に感謝を述べ、続いて登壇した平井氏も、これから一緒に育てていってほしいとコメント。両名とも興奮が収まらないといった様子だった。

 カウントダウンイベントは5分前から開始した。PS Vitaが発表されて現在までを振り返る映像が上映。会場に集まった参加者とともに午前7時から先行販売を開始した。恒例の手渡しセレモニーでは、一番先頭に並んでいた男性に平井氏、アンドリュー氏両名からPS Vitaが渡された。

 当日の事前整理券は130枚ほどが配布され、販売開始してからも続々とPS Vitaを求める人々が続いていた。記者が見たところWi-Fiモデルを求める人が多めだった印象。また、予約している人がメモリーカードだけを求める姿も見られた。

 どうしても比較されるニンテンドー3DSの発売初週の販売台数は、約35万7000台(メディアクリエイト調べ)。発売5週時点での累計ハード販売台数は、DSが約150万台だったのに対し、3DSは約79万台となっていた。なお、PSPは約54万台。PS Vitaは予約開始序盤こそ品薄感が漂っていたが、その後の追加予約などを経て十分に台数が確保されているのではないかという声も多い。果たしてPS Vitaの初週販売台数はどれくらい伸びるのか。

 なお、発売日となった12月17日からPS Vitaのシステムソフトウェアがバージョン1.50にアップデートした。PlayStation Networkの機能や一部の機能を利用するには、アップデートが必要となる。

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