ソニー、定額制音楽サービス「Music Unlimited」を日本で開始

Android端末、PC、Macなどから利用できる。

[ITmedia]

　ソニーは7月3日、定額制の音楽配信サービス「Music Unlimited」を日本で開始した。

　月額1480円で、1000万曲以上が聴き放題になる。ラインアップは洋楽中心で、EMIミュージック・ジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンなどの主要音楽会社に、インディーズレーベルの曲をそろえ、順次追加していく。

　ソニー製品をはじめ各種の機器で利用可能。AndroidスマートフォンやAndroidタブレット、プレイステーション 3（PS3）、PlayStation Vita、Windows PC、Macに対応する。7月中旬以降に、ネットワーク対応のブラビア、ソニー製ブルーレイディスクプレーヤーなどにもサービスを開始する。

　ユーザーはクラウド上にライブラリを作成して、ネット経由で対応機器から聴くことができる。Android端末やVitaでは事前にプレイリストなどをキャッシュしてオフライン再生も可能。

　ユーザーがPCなど自身の機器に保存している楽曲と、「Music Unlimited」の提供楽曲を同期させる「Music Sync」機能も備える。合致した楽曲とそのリストはユーザーの「マイライブラリ」に自動的に反映され、「マイライブラリ」にある楽曲はどの対応機器からでも聞ける。

　「ジャンル」や「年代」など57のチャンネルから曲を探せるほか、ユーザーが楽曲の「好き／嫌い」を選択することで、ユーザーの好みを学習して曲を勧める機能もある。

　Music Unlimitedは2010年に海外でスタートしたサービス。現在は17カ国で展開している。