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レゴブロック初心者が、上級者向けテクニック「4WDクローラー」に挑戦してみた!!レゴテクニック(3/5 ページ)

何を言っているのか分からないかもしれないが、レゴでは耐久組み立てというものがあるのです。

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2時間経過

 あれ!? パーツがない!! と思ったら、図と実パーツでかなり違って見えた。中央部が曲がる構造のパーツは、図では真っ直ぐな状態で描かれているので、パーツが曲がった状態だとまったく違うパーツに見えるという落とし穴が! ここまで自分なりに順調に組み立ててきたのだが、ここで思わぬタイムロス。現在、経過時間2時間程度。

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 クリーム色のギアパーツで似ているものを間違えそうになる。良く見ると明らかに形状と大きさが違う。注意が必要なところだ

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 ここで衝撃の事実判明。パーツの向きを間違えて組んだ部分を見つけてしまった。でも、接着しているわけではないので、パーツを抜いて差し直せば良いだけ。パーツ点数こそ多いが、いくらでもやり直しが利くのがレゴブロックの良いところだろう。

 最初、気が付かなかったのだが、筒状のジョイントパーツの切り欠きの方向も組み立て説明書と同じにすると、よりスムーズにパーツを組むことができるようだ。

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 ここまで、途中、トレイに行く以外に宅配便が来たりして組み立てを中断することがあったのだが、任意に休憩を取ったり中断する場合は左右対(つい)になっている部分を組み立て終えてからのほうが良いと思った。構造が同じ対の部分はパーツも共通なので、いっきに組んでしまったほうがパーツを見つけやすすく、時間の短縮になる。

5時間経過

 約5時間経過。だいぶ駆動系はできてきたと思うのだが、いまだに組み立て説明書の1冊目という事実もあり、ちょっと焦ってきた筆者であった。パーツがだんだんとなくなっていき、「4WDクローラー」が組み上がっていくのは見ていて楽しいが、さすがに疲労が……。これがもし、記事執筆のための製作ではなくマイペースで組めていたならば、さぞかし楽しい経験であったろう……。

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 後になれば後になるほどパーツが減っていくので、パーツを探すのがどんどん楽になっていくのはうれしい! やはりこのあたりもジグソーパズルに似ている感じがする。

 図を良く見れば分かる範囲ではあるが、似ていて本来のパーツと同じように組めてしまうパーツもやはり存在するので注意が必要だ。子供が組む場合、ちょっと固いところは大人に手伝ってもらわなければならないかもしれないが、はめ込み式で間違ってもすぐ直せるので、「ちゃんと図を見て理解して、自分でやってみる」ことができる子供の教材として考えるならば、手強いだけに完成時の感激も格別だろう。

 これだけ複雑な仕組みを工具なしで組めるというのは、組んでいてやはりすごいと感じる。

6時間経過

 現在、だいたい6時間が経過。1冊目、55ページの4、3つ穴の長いレッドパーツが見つからず。グレイと濃いグレイのパーツならあるのだが……。仕方がないので、説明書をさかのぼって間違えていないか探してみる。

 図だけで分かるというのはすごいし、説明書が世界共通にできるしですばらしいとは思うのだが、「x1」や「ブロックの穴の数の表記方法」など基礎的なことを書いた紙一枚入れておいてもらえると筆者のような初心者にはありがたいと思う。まあ、デュプロからテクニックの4WDクローラーへステップアップというケースは限られると思うのであるが。

 組み立て説明書をさかのぼり、実際に組んだものを見ても(幸いにもまだ隠れているパーツはなく、すべて確認できる状態だった)3つ穴の長いレッドパーツは見つからず(同パーツを使用しているのは対になっている部分だけで、ほかはグレイを使用している)。なまじ間違って使っていたとしても、色は違ってもパーツ数は合うはずということで、グレイを使用して続行することに。

7時間経過

 そして、真実が明らかに……。筆者の思い込みというか、はなはだしい勘違いが判明した。グレイのパーツを使用して進めようと思ったのだが、どうにも図と実際が合わずににらめっこして、現在経過時間7時間ちょっと。どうやら足りない、そしてもう一対(いっつい)作るのだとばかり思っていたパーツは、「組みやすくするための仮組のフレーム」であって今度は「それを外し、バラバラにしましょう」という指示だったのだ。最近、パソコンでもなんでも、解説「文」を読んで何かするということに慣れ過ぎた筆者は、図を理解する能力が落ちているのかもしれない。しかし、レゴブロック、途中経過を支えるだけのためにこれだけ手の込んだフレームを作ってバラしてしまうというのはちょっとびっくりである。説明書のそこだけいきなり組み立て方法の説明の仕方が変わったのでおかしいな、とは思ったのだが(普通はそこで気付くのだろうが……)。

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8時間経過

 とりあえず、ハプニングから復帰してちょっと組んだところで8時間経過。正午ぐらいから組み立て開始して、現在の時刻は午後8時。今までクラッカーなどでしのぎ、食事していなかったため(筆者の日常はいつもそんなものだが)、夕食と休憩へ。

 食事して、保育園から帰ってきていた子供を風呂に入れて、1時間後の21時より組み立て再開。あんのじょう、子供も手伝うと言い張るのでいっしょにパーツを探しながら組み立てる。意外にも筆者より先にパーツを探しあてることもあるが、さすがに幼児の力ではパーツを押し込めず組み立ては無理だ。

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 午後10時になったので子供は睡眠へ。とうとう組み立て説明書の1冊目が終了し、2冊目に突入。パーツが減っているので、どんどん探すのが早くなってきているが、やっぱり組み立て時間よりパーツを探している時間のほうが長い気がする。おそらく、あと何個か「テクニック」シリーズの製品を組んでみれば、組み立て前にうまい具合にパーツを仕分けてから組み立てることができるようになると思うのだが、まだどうも仕分けのツボが分からない。色ごと、似たようなカタチのパーツごとというように整理すれば探しやすいとは思うのだが。

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