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次のブームは手のひらサイズのPC!? NUCに見るPCのトレンド

手のひらサイズのPC「Next Unit of Computing」(NUC)に普及しそうな勢いが出てきている。

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NUCというPCの規格を知っているだろうか? 「Next Unit of Computing」の略で、インテルが提唱する新しいPCの形態のことだ。従来はminiITXの仕様で約17センチ四方のサイズだったが、それよりもさらにコンパクトなマザーボード仕様でPCケースを含めても「116.6(幅)×112(奥行き)×39(高さ)ミリ」と圧倒的なコンパクトさを持つ。昨年当たりから今後、この形態のPCが低価格なセカンドマシンとして一気に普及しそうな勢いが出てきている。


Diginnos Mini NUC-CN

12センチのCDケースを4枚分程度重ねたサイズより一回り近くコンパクトながら、Windows 8がサクサクと動作するスペックを持っているのが特徴だ。メモリーも8GB程度搭載しており、HDDはSSDをメインに搭載するようになっている。128GB程度のHDDであれば、最近は価格も落ちてきているのでWindows 8をインストールしてOffice系アプリをインストールする程度の容量は確保できる。

手のひらの上に乗るコンパクトさを持ちつつ、ビジネスアプリが動作し、さらに液晶ディスプレイの背面のVESAマウントに専用のVESAマウントブラケット(75mm×75mm/100mm×100mmに対応)を利用して搭載することもできる。液晶ディスプレイとNUCを組み合わせることで即席の液晶一体型PCを作り上げることができるわけだ。

今回、ドスパラのNUCに新たにCeleron 847(デュアルコア、1.1GHz)を搭載するモデル「Diginnos Mini NUC-CN」が追加された(従来モデルはCore i3 3217U(1.8GHz)を搭載し値段も6万円台だったが、CPUのグレードを下げたことで5万円台まで値段を下げることが可能になった。この製品に採用されているインテルのベアボーン「DCCP847DYE」を自分で購入してOSまで搭載すると、結構な値段になってしまうが、ドスパラのDiginnos Mini NUC-CNは、自分でパーツを組み合わせるより安く上がるようになっている。

予算次第になるがストレージにSSDやメインメモリー容量も最大16GBまで増やすことができるので、ビジネスユースには十分、セカンドマシンとしても使える構成にできる。本体がコンパクトで重さもたった510gと軽いのでカバンに入れて持ち歩くことが可能だ。やはり手のひらに乗るようなコンパクトなLEDプロジェクターと組み合わせれば、プレゼンなどに威力を発揮してくれるだろう。

■Diginnos Mini NUC-CN主な仕様(標準構成)

  • CPU:Celeron 847(デュアルコア、1.0GHz、L3キャッシュ2MB)
  • チップセット:Intel QS77 Express
  • メインメモリ:8GB(PC3-12800(DDR3 SO DIMM、4GB×2、最大16GB)
  • グラフィックス:CPU内蔵(Intel HD Graphics)
  • 内蔵ストレージ:128GB SSD(mSATA接続)
  • LAN:ギガビットLANLAN
  • インターフェイス:HDMI 1.4a×2、USB2.0×3
  • ベアボーン型番:インテル製「DCCP847DYE」
  • カラー:ブラック
  • 電源:専用ACアダプター
  • OS:Windows 8インストール済み(ディスク添付)
  • 構成価格:52,980円(税込)から
  • Diginnos Mini NUC-CN販売ページ
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記事提供元:ITライフハック

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