「黒いラバーはもうたくさん……」な人に贈る バッテリーが8カ月持つ大人の活動量計「Withings Activite」使用レビュー(3/4 ページ)
これまで約1年に渡って活動量計を身につけ続けた筆者。さすがに「もう黒いラバーはお腹いっぱい」と感じるようになってしまったが、そんなタイミングで再会した“とある新製品”に心を奪われた。
スッキリまとめられたアプリはリマインダーが豊富!
データの閲覧には専用アプリの「Health Mate」を用いる。活動量と睡眠サイクルを時期列に見せる「タイムライン」をメインに、ウェルネスレベル、睡眠時間、体重、今週の体重推移、歩数の達成率を表示する「ダッシュボード」、友達と歩数を共有して競える「リーダーボード」、「プロフィール」、通知機能を管理する「リマインダー」で構成されている。
派手なアチーブメントやアドバイス機能は持たないが、自分の活動全体の数字が、達成率とともに見やすく、時計同様シンプルにまとめられている。筆者は利用していないが、同社の体組成計のデータもHealth Mateに同期されるため、所有していれば体重、体脂肪率、BMIも合わせて管理できるようになっている。また、心拍や血圧の管理も可能だ。
グローバルなサービスだけあってパートナーアプリも豊富で、My FitnessPal、RunKeeper、Nike+、Nest、BodyMediaがラインアップされており、「プロフィール」から連携できる。Appleの「ヘルスケア」とも連携可能なため、測定データは他のアプリでも利用できるようだ。
アプリの中でこまめに話しかけてきたりはしないものの、リマインダーの種類は非常に多い。たとえば現在用意されている項目は以下の通り。
体重:体重を測定する、摂取カロリーをモニタリングする、朝食を抜かないこと、果物を食べる、定期的に水分を補給する
活動:ランニングをする、夕食後の散歩に出る、友達に挑戦する、歩きながら電話をかける、新しい文化施設を見学する
心臓:血圧を測定する、塩分摂取量を管理する、アルコール摂取量を管理する、アルコールの消費量は控えめにしましょう
睡眠:規則正しい睡眠をとる、ハーブティーを飲む、入眠儀式を確立する、午後はカフェインの摂取を避ける、眠りを誘うようなことをしましょう
ご覧いただくとお分かりの通り、それぞれが健康管理に役立つ知識となっている。選択すると、「なぜ?」「いつ?」という2項目で説明が添えられており、時間と繰り返しの設定ができるようになっているのだ。時間はおすすめの時間がセットされているので選択するだけでいい。もちろん自分の好きな時間を選ぶこともできる。
筆者の場合コーヒーはよく飲むが、意識しないと水を飲まないため、逆にそれがむくみにつながっているという自覚がある。そのため、「定期的に水分を補給する」として1日に何度かリマインダーを設定している。設定すると指定時刻にスマートフォンに通知が表示されるので、見たらコップに1杯水を飲むという具合。今のところデバイス本体のバイブは作動していないようだが、せっかくなので振動で教えてもらえるとありがたい。
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