錦織圭選手のパフォーマンスを引き出す睡眠とは 「エアウィーヴ」8年ぶりのリニューアル(2/2 ページ)
高反発マットレスパッド「エアウィーヴ」が8年ぶりにリニューアル。寝返りをしやすくするなど、寝心地を向上させた。睡眠はスポーツ選手のパフォーマンス発揮にも重要で、今後も研究を進めるという。
今後の研究として、10月からスタンフォード大学で臨床研究を行うと発表。エアウィーヴと低反発と交互で睡眠の質を計る、カプセル体温計で体の内部体温を計るなど、今後2〜4年にわたって研究を進める予定だ。
筑波大学でスポーツ医学を専攻する、医学博士の宮川俊平教授も高岡氏ととに登壇。コンディションをキーワードに研究開発しているという宮川氏は、「いくら体を直しても、コンディションが悪ければ役に立たない。コンディションの中でも睡眠は非常に大切だ」と説く。「エアウィーヴ」を使って睡眠の質を調査したところ、高反発マットレスが覚醒回数を減少させ、深い睡眠が増えたとグラフを交えて紹介。「姿勢と寝姿勢は深く関わっている。今後も3種類のマットで姿勢の状態をみて、科学的に解明しようと思っている」と話した。
錦織圭選手が「睡眠こだわり3カ条」を紹介
トークセッションでは、CMに出演している錦織圭選手とモデルの季葉さんが登場。錦織選手が実際に横になってエアウィーヴのモデル当てを行ったり、CM撮影時のエピソードなどを披露した。
2009年からエアウィーヴを愛用しているという錦織選手は、「寝返りのしやすさがエアウィーヴのいいところ。睡眠の質が違うため、ないと不安になるくらい染みついている」という。睡眠が趣味だともいい、オフのときは11〜12時間寝てることもあると錦織選手。「アスリートは睡眠が一番の回復の近道。寝るのが一番大事」と力説し、“錦織圭の睡眠こだわり3カ条”として、「寝る2時間前に半身浴をする」「最低9時間以上寝る」「エアウィーヴを使う」の3点を挙げた。
セッション中には、高岡社長から高岡社長から自身の身長と体重をもとに作られた、オリジナルモデルのエアウィーヴをプレゼントされ、顔をほころばせていた。このモデルは、同社が今後計画している、選手の骨格に応じて、個別にカスタマイズしたマットづくりの試験的側面もある模様だ。
このほか、会場では錦織選手に送られた特別モデルのほか、New エアウィーヴをはじめとした同社のラインアップを展示。また今後のパーソナルモデルの研究に使われるという姿勢測定器PA200や、エアウィーヴによる体圧分散を視覚化できる測定器も展示されていた。
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