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G-SHOCKを使ってた頃を思い出す カシオのスマートウォッチとアウトドアを楽しむ(2/4 ページ)

カシオ計算機が満を持して開発したAndroid Wear搭載の「Smart Outdoor Watch WSD-F10」。個性的なこのスマートウォッチの使い勝手はどんなものか、カシオのフリースタイルデジカメ「Outdoor Recorder EX-FR100」と一緒に遊ぶとどう楽しいか、いろいろ試してみた。

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操作はタッチパネルと3つのボタンで

 充電は専用のコネクターを使って行う。本体左側にセンサーと、充電端子がある。

WSD-F10
上が充電用端子。その下にあるのが圧力センサー

 この充電端子はマグネット式になっていて、専用のケーブルをカチッと付けてしまえばよし。

WSD-F10充電
WSD-F10充電
充電中。充電中は左上のインジケーターが赤く点灯。充電が終わると緑になる

 電源はUSB。モバイルバッテリーでもよし。ケーブルのコネクターがもうちょっとコンパクトならよかったか。まあ旅行時などはこのケーブルを持って行って適当に充電することになるだろう。腕に着けたままでも充電できる(でもマグネットの力は強くないので腕からはずして充電した方がいい)。

 ボディの反対側にはTOOL、電源、APPと3つのボタンが並ぶ。

WSD-F10
右側に3つボタンが並ぶ。腕時計らしい配置だ。TOOLはカシオオリジナルのツールを使うためのボタン。APPは任意のアプリを登録できる

 あとの操作はタッチパネルでできる。

6つのツールが面白い

 オリジナルツールは6種類。アウトドア向けのスマートウォッチなので、その内容も厳選されている。

高度計

WSD-F10 高度計
高度計

 24時間分の高度を表示してくれる。現在は標高215m。最高到達点は1093m(ちなみに車で峠を越えたとき)、最低は7m(たぶん、川を渡ったとき)。こんな風に1日を高度で振り替えれるので、山の方へ遊びにいったときとか自転車で峠越えをしたときとかトレッキング時なんかに、ときどきチェックすると楽しい。

活動量計

WSD-F10 活動量計
活動量計

 1日の活動をグラフで示したもの。

 車などで移動した時間、あまり活動してない時間、徒歩移動していた時間、走っていた時間(内側から順に)を示してくれる。これは17時50分現在の情報。朝7時前から活動をはじめ(そのころ時計を腕にはめた)、車でだーっと移動して、そのあとは歩いたり車で移動したりしてるというのが分かる。

日の出日の入り

WSD-F10 日の出日の入り
日の出日の入り

 日の出日の入りの時刻を教えてくれる。これは大事。現在時刻も表示されるのは感覚的で良い。

電子コンパス

WSD-F10 電子コンパス
電子コンパス

 見て分かるとおり電子コンパス。方位を表示してくれる。

タイドグラフ

WSD-F10 タイドグラフ
タイドグラフ

 海釣り用。潮の満ち引きを教えてくれる。どの場所の潮位を示すかはあらかじめ設定しておくこと。初期状態だとサンフランシスコだった。

気圧計

WSD-F10 気圧計
気圧計

 現在の気圧とその日1日の気圧を教えてくれる。天候のみならず高度でも気圧は変わるわけで、高所にいた時間は気圧がぐっと下がっているのがわかる。

 WSD-F10内蔵のセンサー(気圧センサーやジャイロコンパスなど)のみで表示されるものもあればスマホと連携してデータを得るものもある。

 アウトドアで使うにはこれらのツールが標準装備でしかもすぐ呼び出せるのはカシオっぽい。これはよい。

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