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インテリアもエコ! ヒンヤリ感を味わえるベッドを見てきた国際見本市「インテリアライフスタイル」

冷却・加温機能のついた座布団やベッドなど、国際見本市「インテリアライフスタイル」ではオシャレながらも節電を意識した製品が注目されていた。

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 国際見本市「インテリアライフスタイル」が6月1日、東京ビッグサイトで開幕した。16の国と地域から521社が、最新のインテリアデザイン製品を展示。今年は節電を意識した製品が多く見られた。

ヒンヤリと温もりを感じられる椅子やベッド

 アテックスのブースでは、暖かくしたり、冷たくしたりできる座布団や椅子、ベッドなどのコンセプトモデルが注目を集めていた。

 冷蔵庫などで使われているペルチェ方式を使って、加温・冷却する仕組み。電気は使うが、消費電力はエアコンの10分の1程度を想定しているという。送風ファン内蔵の寝具マットと比べ、静かなのも特徴だ。実際に椅子に座ってみたところ、スイッチを入れてすぐにヒンヤリ感が得られた。ブースでは、室温26.1度に対し、冷却した場合の表面温度が23.6度、加温した場合が36.3度となっていた。

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 これらプロトタイプは現在開発を進めており、8月にはいずれかを製品化する予定としている。ベッドタイプの場合は、実売予想価格を3万9800円としているという。

 累計200万台を出荷した人気商品「ルルド マッサージクッション」も、さまざまなカバーデザインやサイズが展示され、新製品のマッサージチェアタイプも話題になっていた(→3万9800円のマッサージチェア登場 「ルルドマッサージクッション」が進化)。3万9800円という価格はマッサージチェア市場の中では低価格帯に位置するが、作りはしっかりしており、口コミでの人気拡大を予感させる製品になっていた。

ワッフル? いいえ、餅だからモッフルです

 実演が人気だったのは三栄コーポレーションの「モッフル(Moffle)」。市販の切り餅を使ってワッフルのような焼き菓子を作ることができる。黒ゴマやきな粉をつければ新食感のスイーツだ。もちろん通常のワッフルを焼くこともでき、トーストやホットサンドなど、モッフルメーカーを使ったさまざまな活用方法を紹介していた。


新色のブルーを投入する

 三栄のブースでは「モスキートバスター」という名前通りの電気蚊取り器も展示していた。KINCHOとのコラボ商品で、蚊取り器とは思えないオシャレな外観だ。今年は節電で窓を開ける機会が増えると予想されるため、注目も集まっているという。

石の魅力を伝えるスピーカーや近未来的なデジタルフォトフレーム

 「御影石の魅力をもっと多くの人に教えたい」と有志のデザイナーが作った「AZIS」製品シリーズの数々。スピーカー上で浮いているを丸い石は職人の手作業で作られた(写真中央)。完璧な丸ではない石球が気持ちの良い響きを作るという。スマートフォンやiPad用のスタンドも展示されていた。

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 AR.Droneで話題を呼んだパロットはオシャレなワイヤレススピーカーや近未来的なデジタルフォトフレームを展示していた。

ワイヤレススピーカー「Zikmu」(左)とフォトフレーム

 iPod、iPhoneのドッキングステーションを搭載するワイヤレススピーカー「Zikmu(ズィクム)」は、上部のフラットパネル全体から音を放射し、本体底部に低音スピーカーを内蔵することで、雑音の多い会場内でも綺麗な音を響かせていた。価格は18万9000円。

 デジタルフォトフレーム「DIA」は液晶画面と本体の間にすき間のある不思議なデザイン。通常の写真表示のほか、Googleマップで旅が楽しめるオリジナルコンテンツ「Holidays 2.0」やWebコンテンツをRSSフィードで見ることができる「FrameChannel」(日本語非対応)など、多彩な機能を搭載する。価格は6万8250円。

節電を意識した製品やおもしろ小物も

 窓際につるして太陽光で充電するLEDランプ「Madogiwa Lantern」、ソーラー充電器「ソーラーゴリラ」、ファン型ソーラー充電器「ソーラーファン」など、エコ関連製品も展示されていた。

左から、「Madogiwa Lantern」「ソーラーゴリラ」「ソーラーファン」
ファミコンのコントローラー型iPhoneケースやおもしろマウス。商談を目的としたイベントのため、クリスマス向けの小物も展示されていた

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