Webカメラをクレジットカードリーダーにする技術、米新興企業が開発

　Webカメラにクレジットカードをかざすことでネット決済ができる技術を、米新興企業Jumioが7月26日、発表した。

　「Netswipe」と呼ばれるこの技術は、Webカメラをクレジットカードリーダーに変える。この技術を導入したネットショップでは、ユーザーはカードをWebカメラにかざして、カード裏面のCVV番号を入力すると支払いができる。カード番号を入力する必要はない。

　カードの映像は暗号化されてJumioサーバに送信される。カードの画像を撮影してユーザーのコンピュータに残すということはしない。偽造カードでの決済を防ぐセキュリティ対策も施しているという。

　料金は決済額の2.75％で、セットアップ料金や月額費用はかからないという（Startエディションの場合）。

　Jumioの取締役にはFacebook創設者の1人、エデュアルド・サベリン氏が名を連ねている。