Google+にゲームが登場――人気のAngry Birdsや数独も
ゲーム関連のアクティビティは「ゲーム」ボタンにまとめられるため、ストリームがサークル内の誰かのハイスコア報告などで煩雑になることはない。
米Googleは8月11日(現地時間)、同社のソーシャルサービス「Google+」にゲームを追加すると発表した。競合する米Facebookに多くのオンラインゲームを提供している米ZyngaやフィンランドのRovioなどの人気ゲームをGoogle+のサークルでリアルタイムでプレイできるようになる。
ゲームを追加するに当たり、Googleはユーザーにとってのコントロールのしやすさに重点を置いたと同社のエンジニアリング担当副社長のヴィック・ガンドトラ氏は言う。
具体的には、現在Google+のページの上部に表示されている「ホーム」「写真」「プロフィール」「サークル」のボタンに「ゲーム」を追加し、ゲーム関連のアクティビティ(ゲームのアップデートやサークル内の誰かからのゲームへの招待、誰かのゲームスコアなど)はこのボタンのクリックで表示されるストリームにまとめられる。Facebookではこうしたゲームのアクティビティはユーザーのニュースフィードに表示されるため、煩雑になりがちだが、Google+ではユーザーが自分でゲームボタンをクリックするまではゲーム関連の情報をシャットアウトしておけるというわけだ。
ゲームボタンは同日から徐々に全ユーザーのGoogle+で表示されるようになる見込み。
立ち上げ時に利用できるのは上の画像にあるように、「Angry Birds」「Bejeweled」「数独」「Crime City」など十数本だが、今後増やしていく計画だ。Googleは「Google+ Platform Blog」でゲーム開発者に参加を呼び掛けている。
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