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指でシリコンゲルの壁をつんつんすると…… 穴デバイス「HOJI*HOJI」:デジタルコンテンツEXPO 2011
「デジタルコンテンツEXPO 2011」に「HOJI*HOJI」という名の“穴デバイス”が展示されている。指を入れてシリコンゲルの壁をツンツンすると……穴から出てきたのは……!
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小さな穴を見ると、指をいれてほじほじしてみたくなるという人は多いかもしれない。鼻ほじりもそうだ。不潔っぽい行為ではあるし、大っぴらにするのはどうかと思うが、なんか楽しかったりする(そういえば、Wikipediaの「鼻ほじり」という項目もやたら充実している)。
なぜこんな話をするかって? 10月20日に始まった「デジタルコンテンツEXPO 2011」(10月22日まで、日本科学未来館)で、電気通信大学院情報システム学研究科 小池・野嶋研究室が「HOJI*HOJI」という名の“穴デバイス”を展示していたからだ。穴デバイスってなんやねん。
HOJIHOJIは、小さな箱と映像を組み合わせたデバイス。箱には切り株の映像が投影されており、小さな穴が開いている。穴の内部には圧力センサーを搭載し、シリコンゲルで覆っている。このブニブニした壁を指で突っつくとセンサーが反応し、壁が押し返してくるのだ。
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切り株の映像を見ながら遊ぶため、穴の中にいる生き物にちょっかいを出しているような感覚になれる。続けて穴をさぐっていると、底がせり上がってくる。「穴の中には何がいるんだ?」と期待を膨らませていると、箱に投影されている映像は、穴からムカデが出てくるシーンに切り替わった。うわっびびびっくりした(泣)
「第19回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト」で2位に輝いた作品。あなたもデジタルコンテンツEXPOでほじほじしてみませんか。
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