5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は、2023年11月にTikTokに投稿された「17年越しに東京ディズニーシーの特別なチケットを使った日のエピソード」を紹介します。記事執筆時点で動画の再生数は333万回を突破し、12万7000件を超える“いいね!”が集まっています。
子どものころ、身長が足りずに乗れなかった「レイジングスピリッツ」
投稿者は、ことの(@ko_to.no)さん。17年前に親子で東京ディズニーシーを訪れたことのさんは、コースタータイプのアトラクション「レイジングスピリッツ」に乗ろうとしていました。しかし、レイジングスピリッツは身長が117センチ未満の人は乗車ができません。当時のことのさんは身長が足りず、乗車を諦めなければいけませんでした。
このとき、ことのさんはキャストから“あるもの”を渡されました。それは、2011年12月31日まで東京ディズニーリゾートで配布していた「フューチャーライドカード」でした。
フューチャーライドカードとは、アトラクション乗車規定により乗車できなかった子どもに渡していたカードのこと。規定の身長に達してから再度アトラクションを訪れると、1回に限り少ない待ち時間で乗車できるというものです。
「ことのちゃん」と記名された2006年3月17日の「未来の発掘調査隊員証明書」を、ことのさんは大切に保管していました。
17年後
月日は流れ、17年後。大人になったことのさんは、フューチャーライドカードを持ってレイジングスピリッツにやってきました。入り口でカードを提示すると、「おかえりなさい〜!」と感激しきりの声で出迎えてくれたキャスト。「ことのちゃんですか?」「大きくなりました〜」と成長を喜んでくれました。なんてすてきな対応……!
友人と一緒に少ない待ち時間でレイジングスピリッツを満喫したことのさんは、最高の笑顔でアトラクションをバックに記念撮影を行いました。17年という長い年月を経て、東京ディズニーシーでの思い出がさらにすてきなものになったことでしょうね。
胸を熱くする声続々
投稿のコメント欄には「本当にステキな対応だな」「たぶん17年前の姿を知らないのに『大きくなりました〜』って言ってくれるのがいいね」「こんな粋な演出があるんですね〜」「めっちゃ感動」とキャストの温かい対応に胸を熱くする声が集まりました。また、「そのチケットまだ持ってます」「私もまだ持ってる! 10年以上前のやつ!」と、フューチャーライドカード所持者からのエピソードも寄せられています。
なお、フューチャーライドカードの配布時には有効期限が定められていませんでしたが、2025年9月30日をもって受け入れを終了することが発表されています。カードは使用済のものを思い出に持ち帰れるため、手元に残っている人は早めに利用した方が良さそうです。
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