黒ゴマを並べて作ったQRコードは読み取れるのか？　地道な制作動画がニコ動で話題に

　黒ゴマを1粒1粒並べてQRコードを作る動画「黒ゴマを本気で並べてみた」が、ニコニコ動画で人気を集めている。3週間ほどかけて地道な作業を完遂し、出来上がったゴマのQRコードは果たして読み取れるのか？

　投稿主によるときっかけは、料理中に散らばった黒ゴマがQRコードに似ていると気付いたこと。そこで拡大コピーしたQRコードをお手本とし、ゴマを方眼用紙に「本気で並べてみた」。ピンセットを使い、風で吹き飛ばないよう紙を湿らせる工夫も凝らした。5ミリ四方のマス目に6粒置き、黒で埋めつくす。それを何度も繰り返して形作っていった。

　3日目でまだ約4分の1、11日目でも半分程度……。寒さで手がかじかむのに耐えながら、ただひたすら作業を続けたそうだ。動画の途中ではゴマが飛び散るシーンも。あーっと思ったら、ゴマを入れていた皿がひっくり返っただけだった。こうして「たぶん23日目」に完成。お疲れ様です！

　実際、完成したQRコードは読み取れるのだろうか。動画ではその結果を明らかにしておらず、「携帯でどうぞ」と視聴者に試すよう促している。記者も動画に映るゴマのQRコードにカメラをかざしてみた。するとちゃんと読み取ることができ、ゴマのECサイトへのリンクが現れた。すごい！

　ちなみにゴマは実験後「黒ごまプリン」などにして「おいしくいただきました」とのこと。動画のコメントには「ゴマ職人wwww」「根気あるなぁw」「綺麗すぎワロタ」「粒ぞろいw」などと、投稿主の丁寧で地道な作業を褒める声がたくさん書き込まれている。

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