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見せてもらおうか、相模屋食料の「ザクとうふ」の性能とやらをザクは枝豆風味

豆腐業界騒然。相模屋食料は3月28日、ザクの頭部をモチーフにした枝豆風味の「ザクとうふ」を発売する。

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ガンダム業界も騒然。これはほしい

 「ザクとうふ」が量産体制に入り、3月28日に関東地区を中心に全国のスーパーやコンビニに進撃するとの情報を得た。その真偽を探るため、新作豆腐発表会&試食会があるとの情報を頼りに3月27日、東京・秋葉原のベルサール秋葉原に単独で潜入した。そこには確かに相模屋食料がひそかに開発していた「ザクとうふ」が、ロールアウトされ並んでいたのだった……。

 相模屋食料はこの度、アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するジオン軍のモビルスーツ「ザク」とコラボした新商品「ザクとうふ」を発売する。価格はオープン価格で200円前後。

ザクとうふ容器
商品パッケージ
本体はつやつや
裏面にはジオンのマーク

 この「ザクとうふ」、見た目どおりにザクの頭部をモチーフにした容器に、豆腐を切り割きそれをすくいとる画期的な「ヒート・ホーク・スプーン」を数量限定で同梱している。当たり前ながら従来の豆腐業界にはなかった新しいコンセプトで開発された本商品、ザクの機体色である緑色を出すために枝豆風味となっている。

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数量限定同梱される「ヒート・ホーク・スプーン」

 コンセプトは「『おとうふ』をおもしろくする!」。ガンダムとコラボすることで、おもしろいだけでなくこれ以上ないインパクトを与えている点はコロニー落としにも匹敵するかもしれない。

いたって真面目です

 ガンダムのコアなファン層である30~40代の男性に、売り場へ足を運んでもらう狙いもある。発表会で相模屋食料の鳥越淳司代表取締役社長は、「ビールのおつまみといえば枝豆か冷や奴→枝豆風味の冷や奴」というこだわりを説明。特殊な容器や製造機械の開発、モノアイに色が塗れないといった問題点と戦ったと熱弁する姿は、ギレン・ザビの演説に重なるものがあった(たぶん)。

 会場では相模屋食料においてロールアウトしていくザクとうふの姿を動画で紹介。ベルトコンベアの上をザクとうふが並んで流れていく姿に、会場からは笑いも起きる。この会社、ノリノリだ。

ザクザク、ザックザック。ナレーションはもちろん永井一郎さん

 ザクとうふでは、機動戦士ガンダムの世界観をイメージしたオリジナルレシピをジオラマ風に開発している。会場後方にはそのレシピを再現した料理が並んでいた。ちなみに、会場にも展示していた巨大なザクヘッドは、相模屋食料の第三工場敷地内(群馬県前橋市)に展示されることになっている。

巨大なザクヘッドは群馬県へ

 発表会にはシャア・アズナブル役の池田秀一さんとタレントの南明奈さんも駆けつけた。池田さんは「シャアとしてザクに乗っていなければここ(発表会)にいなかった。33年経つけど時を経てこういう形で再会するのは感無量」とコメント。できれば赤い「シャア専用ザクとうふ」の研究もお願いしたいと依頼していた。

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左から南明奈さん、鳥越淳司代表取締役社長、池田秀一さん

 ぜひシャア専用ザクとうふだけでなく、青いグフとうふも開発していただき、「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」と言ってみたいものだ。相模屋食料さん、いかが?

オリジナルレシピが会場に展示。「ザクの宇宙ヤッコ」、「ザクの森林サラダ」、「ザクの沼地デザート」。おためしあれ!

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