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東京スカイツリー開業、一方東京タワーでは……ノッポン兄弟の視線の先に

5月22日、世界一高い電波塔「東京スカイツリー」がオープンした。その頃、約8キロほど離れた東京タワーでは……。

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 ノッポン兄弟が東京スカイツリーを眺める度に、どんな気持ちだったのだろうか。大展望台に現れたノッポン兄弟はこころなしか悲しそうにも見えるし、喜んでいるようにも見える。というか、表情が変わらないからよく分からない。

東京スカイツリー開業、その頃東京タワーでは

 5月22日、東京スカイツリーが開業し、多くの来場者が訪れた。ギネスにも登録された世界一高い電波塔からの眺めは、あいにくの雨模様とはいえ爽快感と高揚感あふれるものだっただろう。晴れていれば東京スカイツリーから約8キロ先にある東京タワーもきれいに見えたはずだ。だが、東京タワーの展望台からノッポンたちが眺めているとは想像だにしなかっただろう。

 東京タワーの公式キャラクター「ノッポン兄」と「ノッポン弟」が東京スカイツリーの開業を祝い、東京スカイツリーに手を振り、メッセージを送った。兄は「大丈夫。うちの初日は雨だった。」とどこか偉そうなら、弟は「祝! 見上げる人っていい顔してる! いっぱい『いい顔』つくりましょうね!」といつもの優等生ぶりで答える。

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ねぇ、いまどんな気持ち?
「ソラカラちゃん見てる~?」(ソラカラちゃんは東京スカイツリーの公式キャラクター)

 東京タワーが開業した1958年12月23日も雨だった(一般来場は翌24日より)。ノッポン兄はそのことに触れ、雨でも気にするなとノッポン兄なりにエールを送ったのだろう。

 ノッポン兄はツイッターで、「スカイツリーがオープンする22日。『一方その頃東京タワーは…』的な取材が増えるだろう。ミーハーなお前らは東京タワーの大展望台に集合だ!」と前振りしていた。その後、多くの反応を得て、「東京スカイツリーに向けてメッセージを送る」と宣言していた。

 あいにくの雨で東京タワーの大展望台からの視界は悪く、東京スカイツリーどころかほとんど周囲が見えなかったが、取材時には多くの観光客が訪れていた。その1人は、例え東京スカイツリーが開業しても、東京タワーはまた特別な場所と答えてくれた。

 本日からサービスを開始した360度パノラマ写真をネットで見られる「SKYTREE VIEW ソラマド」(会員制有料サービスで、料金は1200円)では、東京スカイツリーから東京タワーがどう見えるかが体験できる。ちなみにノッポン兄弟がメッセージを送ったお昼頃には一面真っ白な世界が広がっていた。東京タワーすら見えていなかったが、気持ちは伝わったと思う。

5月22日、開業直後の東京スカイツリーから「SKYTREE VIEW ソラマド」を通して見た周囲の様子。全然見えない……

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