さらにできるようになったな相模屋 「ズゴックとうふ」はズゴックおいしい(1/2 ページ)
ザクに続いて、こだわりが半端ない。
2012年3月に始まった豆腐戦争で、ジオン軍による「ザクとうふ」は140万機以上出撃するなど大きな戦果をあげた。制宙権をほぼ掌握する至ったいま、戦いの舞台は宇宙から地上へと移りつつあった――。
ということで「ザクとうふ」でおなじみの相模屋食料は10月2日(とうふの日)、かねてより計画していた“地球降下作戦”を開始すると発表した。極秘裏に開発した「鍋用!ズゴックとうふ」を鍋攻略戦用に、「ザクとうふ デザート」を砂漠戦用に投入するのだ。あえて言おう、魂のこもった豆腐作りであると。
早速紹介していこう。「鍋用!ズゴックとうふ」は、ジオン軍の水陸両用モビルスーツ「ズゴック」の頭部をモチーフにした容器に豆腐を充填した商品。これからの寒い季節に向けて、煮崩れしにくい鍋用豆腐に仕上げた。もちろん長時間煮込めば端からポロポロと崩れてしまうが、「大気圏突入のシーンだと思って欲しい」と語るのは同社の鳥越淳司社長。だれがうまいことを言えと……。
味は潮の香りをイメージしたほんのり昆布風味。寄せ鍋やすき焼きなど様々なお鍋に使える。発表会場では、豆乳スープで煮込んだ「ズゴック豆乳~北極戦線~」や、キムチと合わせた「ズゴックキムチ鍋~熱帯沼地戦~」などやたら気合いの入ったレシピが紹介されていた。記者はポン酢をつけて試食。プルプルな食感と酸っぱさがマッチしてとてもおいしかった。
味以上に注目なのは「何度もパックメーカーと試作を繰り返した」(鳥越社長)という容器だ。ズゴックが水面から姿を現し辺りをうかがうシーンをイメージし、頭部を斜め25.9(ズゴック)度に前傾させた。これは鳥越社長いわく「もっとも美しい」角度。背部のランドセルには「“汚し”を表現してリアリティを追求」するなど、半端ないこだわりっぷりとなっている。
数量限定でズゴックのアームクローをイメージした「ズゴック・クロー・フォーク」を付属する。単体で立脚可能なデザインなので、食べた後は部屋に飾って楽しめる。
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