老舗そば屋「かんだやぶそば」火災　Twitterに生々しい現場の写真や悲しみの声

　2月19日午後7時20分ごろ、東京都千代田区神田にある老舗そば屋「かんだやぶそば」で火災が起きた。Twitterには現場の様子を写した写真が投稿されて話題になり、また歴史ある建物が焼けたことを惜しむ声も上がっている。

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　「かんだやぶそば」は江戸そば屋として知られる「藪（やぶ）」の系列店。中でも、並木藪そば、池之端藪そばと並ぶ“藪蕎麦御三家”の1つとして人気の高いお店だ。店舗は1923年に建てられた木造2階建てで、東京都選定歴史的建造物にも指定されるなど、趣ある建物として親しまれていた。

　Twitterに投稿された写真からは、店舗が煙に包まれ、赤々と火の手が上がっている様子がうかがえる。出火時に食事をしていた人（@min2_rokugensya）が、「事前に照明がおちた」「お代はいいから早く逃げてください、って言われた」「全員避難したらお店の天井に火が回った」と状況を細かに伝えている。「切ない」「残念」と悲しみの声も上がっている。

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　かんだやぶそばは公式サイトで今回の火災について謝罪。原因は調査中で、分かり次第報告するとしている。