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フリーターでもニートでもない「SNEP」に注目集まる
「20歳以上59歳以下で、家族以外とのかかわりが一切ない無職・未婚者(学生除く)のことを指す」のだそう。
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フリーターでもニートでもない、新しい概念「SNEP(スネップ)」が話題になっています。東京大学社会科学研究所が提唱したもので、ニュースサイトやまとめサイトなどが取り上げると、たちまち「なんだそれ」「俺SNEPだった……」などあちこちから反応がありました。
SNEPとは「Solitary Non-Employed Persons」の略で、日本語に訳せば「孤立無業者」。20歳以上59歳以下で、家族以外とのかかわりが一切ない無職・未婚者(学生除く)のことを指す言葉です。調査によると、SNEPは2000年代に急増しており、2011年の調査では、60歳未満の無職・未婚者のうち約6割がSNEPだったそう。
ニートに続く新しい概念として、さっそくネットでは注目を集めているSNEP。果たしてニートのように定着するのか気になるところですが、ネットの反応を見ると「ステップっぽい響きで前向きに聞こえる 」「ジャニーズっぽい」「ニートの様なダメダメ感がまるでない」「もう名乗るが勝ちの社会だな」など賛否両論のようでした。
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ちなみにSNEPかどうかの判断基準となる「家族以外とのかかわりが一切ない」についてですが、東京大学が公開している調査報告書によると、「ランダムに指定された2日間(回答者が選ぶことはできない)で、家族以外の誰かと一緒にいたかどうか」が基準になるそう。なお、ここでいう「一緒にいた」は、普通に会話ができる程度の距離にいる場合を指し、電話やインターネットを通じた交流は含まれないそうです。
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