「Java言語」がそのまま魔法呪文になる教育ゲーム「Codespell」が面白そう
フィールド上で「Java言語」を呪文として使って魔法を起こし、クエストを進めていく教育ゲーム「Codespell」が面白そうです。
カリフォルニア大学サンディエゴ校のヤコブス工学スクールで開発された教育ゲーム「Codespell」がプログラマなどの間で話題です。フィールド上でJava言語を呪文のように使って魔法を繰り出し、ゲームを攻略するというもの。「秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ」というブログが紹介したところ、はてなブックマークが400件以上も付くなど注目を集め、ネットでは「面白そう」「子どもと一緒にプログラミングが学べそう」といったコメントが寄せられました。Mac向けβ版が公式サイトのダウンロードコーナーで落とせるようになっていて、無料で楽しめます。
ゲームを始めると3Dのフィールドが現れ、そこにはもののけ姫のこだまのような生き物たちが歩きまわっています(ちなみに音楽がカッコイイ)。プレイヤーはフィールド上のオブジェクトに対して魔法をかけられるようになっており、この魔法で生き物を助けていくのがゲームの進め方のようです。
ゲームのコントロール画面には「Spelle」という項目があり、いくつかの魔法が魔道書のようなものに登録されています。ここから使いたい魔法をコピーして利用できるのですが、どの魔法もJava言語が表示されていて、プレイヤーはソースを自分で書きかえることができます。
これらのソースは「ここをいじくると呪文の意味合いが変わりますよ」といった箇所が色付けされていて、初心者にもとっつきやすそうです。例えば「target.onFire(true)」となっている炎の魔法があるのですが、この魔法を使ってものを燃やした後、「target.onFire(false)」に書き換えて再度魔法をかけると、炎を消すことができます。こんな風にして、プログラミングをゲーム感覚で学んでいけるわけですね。なかなか面白そうです。
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