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“中二病”心理をくすぐる楽曲だらけのクラシックアルバム「ハルサイとか聴いてるヤバい奴はクラスで俺だけ。」

「おまえ、いっつもなに聴いてんの?」「ん…まあ、ちょっとした(100年前の)洋楽」

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 テーマは“中二病”――思春期の少年の心理に訴えかけるクラシック音楽を集めたアルバム「ハルサイとか聴いてるヤバい奴はクラスで俺だけ。~「春の祭典」初演100周年記念アルバム~」を、クラシック音楽レーベルのナクソス・ジャパンがリリースした。

 ニーチェの哲学書を元にした「ツァラトゥストラはかく語りき」など、孤独、自意識、宇宙、神、死、前衛、反逆などのイメージを持つクラシック音楽を収録した。「現代により近い、もしくは時代が離れていても何らかの今日性を感じさせる作品」をセレクトしているという。

 iTunes Storeでダウンロード販売しており、価格は900円。Amazon MP3ストアでも近日販売予定。iTunes版は電子ブックレットがついており、架空の男子中学生の心象風景を描いた挿話とともに収録曲を紹介する。

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収録曲:

  • edit. Alfonso X: Cantiga de Santa Maria No.77/119~アルフォンソ10世の編纂によるカンティガ集 第77/119番 アンサンブル・ユニコーン/ミヒャエル・ポッシュ(指揮)
  • J.S.Bach: Violin Partita No.2 - Ciaccona~シャコンヌ イリヤ・カーラー(ヴァイオリン)
  • R.Strauss: Also sprach Zarathustra~ツァラトゥストラはかく語りき スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団/ズデニェク・コシュラー(指揮)
  • E.Satie: Vexation~厭がらせ クラーラ・ケルメンディ(ピアノ)
  • C.Ives: The Unanswered Question~答えのない問い ノーザン・シンフォニア/ジェイムス・シンクレア(指揮)/アルチョム・デルウォード(ギター)
  • I.Stravinsky: Le Sacre du Printemps~春の祭典(1913年版) - 第1部 大地の礼賛 ロンドン交響楽団/ロバート・クラフト(指揮)
  • I.Stravinsky: Le Sacre du Printemps~春の祭典(1913年版) - 第2部 生贄の儀式 ロンドン交響楽団/ロバート・クラフト(指揮)
  • C.Orff: Carmina Burana~カルミナ・ブラーナ - 全世界の支配者なる運命の女神(フォルトゥナ) ボーンマス交響合唱団/ボーンマス交響楽団/マリン・オールソップ(指揮)
  • J.Cage: The Perilous Night~危険な夜 - VI.(プリペアド・ピアノによる) ボリス・ベルマン(ピアノ)
  • O.Messiaen: La Turangalila-Symphonie~トゥーランガリラ交響曲 - 第3楽章 トマ・ブロシュ(オンド・マルトノ)/ポーランド国立放送交響楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
  • P.Glass: Violin Concerto~ヴァイオリン協奏曲 - 第3楽章 アデレ・アンソニー(ヴァイオリン)/アルスター管弦楽団/湯浅卓雄(指揮)
  • L.Vierne: Carillon de Westminster~ウエストミンスターの鐘 アンドリュー・ルーカス(オルガン)

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