ニュース

作家が二次創作同人誌を認める「同人マーク」が始動 赤松健さんの新作で使用

ライセンスやFAQも発表され、詳細が明らかに。

advertisement

 作家が二次創作同人誌を認めるときに使う「同人マーク」の運用が始まった。8月28日発売の週刊少年マガジン39号に、同マークをつけた赤松健さんの新作「UQ HOLDER!」が掲載されている。


新連載「UQ HOLDER!」。前作「ネギま!」のエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルが登場

左下に同人マーク

 同人マークは、作家が自分の作品について、ファンによる二次創作同人誌の製作・即売会での配布を認める意思表示をするためのマーク。日本がTPP(環太平洋連携協定)に参加し、著作権侵害が非親告罪化した場合でも、ファンが安心して同人活動ができるようにと漫画家の赤松健さんが発案し、デザインは公募で決められた


ライセンスとFAQを公開

 利用の詳細については、クリエイティブ・コモンズの日本支部であるコモンスフィアが「同人マーク・ライセンス1.0」「同人マークFAQ」を公開している。デジタルデータ・ネット配信については、これまで発表されていた通り、同人マークの許諾範囲には“含まれない”。その理由については、「できるだけ多くのオリジナル作品の作者が利用しやすいマークにするため、作者の間で考えが分かれそうな部分については狭めにライセンスの範囲に設定した」としている。

advertisement

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  3. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  4. 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  6. 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  7. 藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
  8. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  10. 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」