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作家が二次創作同人誌を認める「同人マーク」のデザインが決定

創作を表すペン先を取り入れたデザインに決まった。赤松健さんの新連載から採用される。

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 作家が二次創作同人誌を認める意思表示のマーク「同人マーク」のデザインが決定した。

 選定されたのは、丸の中に創作を表すペン先とOKの文字が入ったデザイン。かすりさんによる案で、121人の応募から選考委員会が選んだ。同人マークは2013年晩夏に講談社「少年マガジン」に掲載される赤松健さんの新連載の漫画作品から順次採用される予定。

 同人マークプロジェクトには、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの活動母体であるNPO法人コモンスフィア、赤松健さん、週刊少年マガジン編集長の菅原喜一郎さんらが参画。同マークは、作家が自分の作品について、第三者による二次創作同人誌の配布を同人誌即売会で行うことを認める(デジタルデータは除く)ことを表すもの。日本がTPP(環太平洋連携協定)に参加し、著作権侵害が非親告罪化される可能性もある中で、ファンが同人誌を安心して製作・販売できるよう構想された。

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