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三陸牡蠣オーナー制度再び 生産は伸びても販路は回復できず
牡蠣はうまい。
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3年前、東日本大震災の2週間後の3月26日に、三陸牡蠣復興支援プロジェクトで牡蠣オーナーを募集開始したことを覚えていますか? 本日(3月11日)、販売不振にあえぐ三陸牡蠣を応援すべく、再びオーナー制度(事前予約注文)を利用して、広く三陸牡蠣の予約販売を行うことをアイリンクが発表しました。
当時は1口1万円のオーナー制度を利用した2万3933人(3万1518口)の応募により、被災した三陸沿岸の383人の牡蠣生産者に種牡蠣や養殖資材を提供することができたんだそうです。今シーズンは三陸沿岸部の牡蠣養殖生産が、全体で震災前の4~5割まで復旧したものの、いまだ販路は回復しておらず、風評被害もあいまって各産地では販売に苦しい状況が続いているんだそう。
また、震災の影響で人材の確保も難しく、剥き身牡蠣にすることも産地によっては難しい状況が続いています。アイリンクは繁忙期の12月でも生産調整(価格が上がらないため水揚げを止めること)があれば、来シーズンに生産が追いついても販売できずに廃業せざるをえない生産者も出てくると危機感を抱き今回のオーナー制度を再開することにしたんだそうです。
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産地は岩手県の宮古、山田、大船渡、陸前高田、気仙沼、志津川、宮城県の石巻雄勝、石巻渡波、石巻牡鹿半島、東松島の10産地。価格は殻付き牡蠣20個で6000円~7000円、剥き身牡蠣500グラムを4000円(ともに税込)。9月30日まで募集しています。
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復興支援と聞くと、大がかりな取り組みをイメージしてしまうかもしれないが、気軽にできる復興支援もある。サイトで牡蠣を注文するだけで、石巻の人々を支援できるECサイトがあった。
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