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ヒッチハイクでカナダ横断に挑んだロボット 無事目的地に到着予定でゴールイベントが開催
ロボット単体でヒッチハイクしてきたhitchBOTが、なんとカナダ横断を完遂させようとしているぞ!
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7月27日からヒッチハイクによるカナダ横断に挑戦してきたロボット「hitchBOT」(関連記事)が、ついに目的地に到着した。これを記念して、ブリティッシュコロンビア州ビクトリアのOpen Spaceでは、8月21日午後7時(現地時間)からゴールイベントも開かれたとのこと。
hitchBOTはライアソン大学・Frauke Zellers博士とマックマスター大学・David Harris Smithさんらの共同研究プロジェクトによって開発されたロボット。「ロボットは人間を信じられるか」を問うため、ロボット単体がちょっとした会話機能を駆使しながら、ヒッチハイクで人の助けを借りてカナダを横断できるか挑んだのが本プロジェクトだった。
hitchBOTが車に乗せてもらう様子をイメージした公式PV
7月27日東海岸のノバスコシア州ハリファックスにて、西へ向かうVeterans Memorialハイウェイに設置されてhichiBOTのヒッチハイクはスタート。親指を立てた腕を上下に動かして乗車をアピールし、LED画面による表情や会話機能で目的を説明。車への乗降は運転手にお願いし、さらにはシガーソケットから電気の供給もおねだりしながら旅を続け、ようやく目的地に到着しようとしている。
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GPS機能により、公式サイトではどのルートをたどってきたのか確認が可能。3G回線とカメラ機能で旅の写真をTwitter公式アカウント(@hitchBOT)へ逐一投稿してきたため、ヒッチハイクの様子はさかのぼってみることもできる。
8月2日、オンタリオ州ヒューロン湖の中にあるマニトゥーリン島まで乗せてもらったときのツイート
ある車では子どもや犬に囲まれ和気あいあいと
8月10日は道中結婚パーティーに招かれたこともあった模様
11日には目的地のあるブリティッシュコロンビア州に入る
17日にはビクトリアへ向かうフェリーに乗船
21日にいよいよゴールへ。イベントを心待ちにするhitchBOT
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