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世の中やっぱり金でした 71万円の大金を積んで誰よりも早く「iPhone 6 Plus」の使い勝手を検証してみた

しっかり持つ必要がありそう。

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 日本時間9月10日に「iPhone 6」とともにアップルから発表されたiPhoneの新モデル「iPhone 6 Plus」。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレーの3色で、SIMフリー版はそれぞれ16GB(税別7万9800円)、64GB(税別8万9800円)、128GB(税別9万9800円)の3モデル。重量とサイズもiPhone 5sより一段と大きく、注目を集めている。

 そのiPhone 6 Plusのサイズをめぐり、1000円札1万円札がその大きさ近いのではないかと、Twitterで話題になっている。調べてみると、1000円札は76×150ミリで1万円札は76×160ミリだということが分かったため、よりiPhone 6 Plusのサイズに近い1万円札で「iPhone 6 Plus」を再現。使い勝手を検証してみた。

 より正確に検証するため、高さと幅に加え、厚さも再現したい。紙幣は厚さが0.1ミリのため、7.1ミリの厚さを再現するには71万円が必要だということが分かった。

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iPhone 5sとiPhone 6 Plusの比較 高さ 厚さ 重量
iPhone 5s 123.8 mm 58.6 mm 7.6 mm 112 g
iPhone 6 Plus 158.1 mm 77.8 mm 7.1 mm 172 g
1万円札(71枚) 160.0 mm 76.0 mm 7.1 mm 80 g

準備

 まずはお金を下ろす。

 71万円を入手。大金を手に、震えてうまく撮影できない。

 早速iPhone 5sとiPhone 6 Plusを比較。「iPhone 6 Plus」の方がiPhone 5sよりこれだけ大きい。

 厚さも比較。紙幣の隙間に空気が入り若干膨らんでしまっているが、イメージはこんな感じ。

 重さは約80グラム。iPhone 6 Plusは172グラムなので、これの2倍と少し重い。

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検証

 準備が整ったところで、検証開始。はじめに、iPhone 5s。

 続いて、iPhone 6 Plus。

 通話の他、iPhoneの代表的なフリック入力操作についても確認を行う。


iPhone 5s

iPhone 6 Plus

結果

 以上の検証により、落とさないようにするためにはiPhone 5sより手を大きく広げてガシっと持つことが必要。本体が大きいため、通話をするにはiPhone 5sの方がやりやすい印象を受けた。

 一方で、フリック入力などの画面操作は画面が大きくなった分行いやすいのではないかという印象。ただし、親指が画面全体に届かないため、スマートフォンの操作が片手から両手が一般的になりそうだ。これに伴い、今後は親指での操作から人差し指での操作が主流となるだろう。そして、かつて「親指族」と呼ばれていた携帯電話を使いこなす人々は、今後絶滅危惧種として希少性が高まるに違いない。

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太田智美

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