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走れなくなった銚子電鉄の車両を修復したい!──高校生の呼びかけがおこした奇跡
高校生たちの熱い思いで、銚子電鉄の2両編成車両が復活しようとしています。
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「事故で走れなくなった銚子電鉄の車両を修復したい!」──地元のローカル線を守るため高校生たちが起こしたクラウドファンディングの運動が、大きな広がりを見せています。目標金額の300万円を超える資金を調達し、その額はまだ増加中(記事執筆時点)です。
千葉県の房総半島を走る小さなローカル線・銚子電鉄──地元の子どもやお年寄りの足として愛されている同鉄道が脱線事故を起こしたのは2014年1月11日のことでした。2両編成車両の連結面寄りの台車が前後それぞれ脱線。乗客に怪我はありませんでしたが、事故の影響で運行本数が減少するなどの不便が生じています。
事故車両の修理費は数千万円と見積もられており、経営難のローカル線にとっては捻出が難しく、修理は進まないままでした。この状況に奮起したのが、千葉県立銚子商業高等学校で地域活性化の課題研究に取り組んでいた3年生のグループ。銚子電鉄社員との打ち合わせを重ね、クラウドファンディングサイト「READYFOR?」を使った修理資金調達を始めました。
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こうした取り組みは新聞やテレビ番組でも取り上げられて注目を集め、10月6日には目標の300万円の調達を達成。その後も支援は集まり続け、もうすぐ450万円に届こうという勢いです。スポンサーの募集終了まであとわずかですが、「出来るだけ多くお金が集まることであの車両はその分早く動いてくれると思います」と、高校生らはさらなる呼びかけを続けています。
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