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大学生協がポッキーを予想の10倍も誤発注→学生がすべて買い切るドラマが生まれる
北九州市立大学で生協と学生による新手のポッキーゲームが展開されました。
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今年もポッキーとプリッツが各所を賑わせた11月11日「ポッキー&プリッツの日」。北九州市立大学では生協協同組合がポッキーを大量に誤発注してしまうトラブルと、それらすべてを学生たちが買い上げるドラマが巻き起こりました。
生協売り場にずらりと並ぶポッキーたち
予想より10倍のポッキーが届いて担当者たちが頭を抱えたのは10月末。11月11日に合わせて320箱のポッキーを同生協は発注したつもりでしたが、単位が「1」につき10箱だったのを見落としていたため、3200箱が店舗に配達されてしまいます。返品やほか店舗への振り分けも考えましたが、できる限り同大で販売してみることに。
店舗には11月1日からポッキー売り場を設け、「HELP」の文字を掲げながらポップで誤発注の経緯を説明。ウソじゃないと証明するために発注書まで貼り出したそうです……担当さん必死すぎる。学生もおもしろがったり同情したりで、売り場を撮影してTwitterやLINEに投稿。注目を浴びるにつれ購入者が増えていきます。
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他大の生協までも応援
それでも11月10日までの累計売上は1700箱強。いよいよ迎えたポッキーの日には、170円相当の商品も含め1箱111円で販売します。学生の協力のおかげで1日で1448個を売上げ、12日でとうとう発注した3200箱すべてを完売しました。や、やりおったー! っていうか学生さん優しい……!
11日終了時点で、3184個を販売!
生協は本日、ポップで完売の感謝の気持ちを学生へ伝えています。この件の感謝セールを来月あたりに開催するか検討しているそうです。
(黒木貴啓)
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