物議醸した「パズドラ」クリスマスガチャ誤表記のおわび変更、全額補填から魔法石5個へ

　ガンホー・オンライン・エンターテイメントは12月16日、同社のスマートフォン用ゲーム「パズル＆ドラゴンズ」のガチャ告知ページ誤表記をめぐる補填（ほてん）を変更すると発表しました。

　補填は、「クリスマスガチャ」のモンスター「聖夜の神精霊・ジーニャ」について、運営サイト内のスクリーンショットと、実際に排出されたモンスターとでスキル性能が異なっていたことに対するもの（現在はスキル修正済み）。おわびとして、対象期間中に「聖夜の神精霊・ジーニャ」を引き当てたプレイヤーに、クリスマスガチャで消費した魔法石すべてを返還するとガンホーが発表したことに対し、ガチャを引いてジーニャが出なかったプレイヤーから不公平だという不満の声が上がっていました（関連記事）。

　こうした状況を受けて、ガンホーは補填の内容を変更。変更後は「対象期間中に『クリスマスガチャ』をおこなったすべてのプレイヤー」を対象に、魔法石5個（クリスマスガチャ1回分）を配るものとなっています。また、もう1つの補填「誤表記のおわびとして、全てのプレイヤーに魔法石を1個配る」については変更はありません。

　山本大介プロデューサーは変更について、当初は「聖夜の神精霊・ジーニャ」を引き当てたプレイヤーのみが誤表示の影響を受けたと判断して「クリスマスガチャで消費した魔法石すべてを返還する」ことを決定したものの、全く同じ条件でクリスマスガチャを引いたプレイヤーへの配慮が足りなかったとしています。既にスキル修正が完了しており、ゲームプレイへの影響が軽微であったこと、補填内容が不公平な対応となってしまうことから補填内容を変更したと説明しています。