もしかして、あの城下町の仕立て屋ですか！?　17年ごしの夢をかなえて完成した「サガ フロンティア」の白薔薇姫ドレスが圧巻の出来栄え

　1997年に発売されたRPG「サガ フロンティア」に登場するキャラクター・白薔薇姫のドレスを17年かけて作り上げたという写真がTwitterにて投稿されました。う、美しい……！！

　白薔薇姫は「サガ フロンティア」に登場する“ファシナトゥールの針の城”に住む妖魔。城主であるオルロワージュの46番目（“しろ”のごろ合わせ）の寵姫で、寵姫の中でもっとも優しい心を持つと言われています。可憐で優しく、麗しい、だけどちょっと天然さんな白薔薇姫のドレスに憧れた女の子もいたのではないでしょうか。まさか現実世界でドレスにお目にかかる日がくるなんて！　しかも「サガ フロンティア」担当イラストレーターの小林智美さんが描いた白薔薇姫のイラストそのままの高貴さで実在しています。

　制作したalphaさん（@alpha4238）の本職は城下町の仕立て屋、ではなくパタンナーなのだそうで「小学生の時にこんなドレス作ってみたいー！！と思ってから17年もかかってしまったよw　色々と力量不足を自覚させられたが、造花や刺繍など持てる技術は全て発揮できたかな……？　念願叶って感無量！！」とコメントしています。

　しかし「作ってみたい」と思っていても、なかなか実行できるものではありませんし、そのうえ完成させる継続力はなかなか持ちえないものです。この美しいドレス作成には制作者の愛情と意思の強さがあるのだと感じます。

　このドレスを身にまとった美しい白薔薇姫、パーティの一員として加入させたままエンディングを迎えたい！！

（高城歩）