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島耕作シリーズの名悪役「今野輝常(きつね)」のルビが25年間「てるつね」と間違って掲載されていたことが判明

なんで誰も気付かなかったんだよ!

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 モーニングにて連載中の漫画「島耕作」シリーズに登場するキャラ「今野輝常」。初登場から約25年間、ずっと「こんの・てるつね」とルビが振られていましたが、実は正しい読み方が「こんの・きつね」だったと講談社が謝罪文を掲載しました。なんで誰も気付かなかったんだよ!

モーニング「長年の誤植ごめんなさい!」

 今野は「課長編」から「取締役編」にかけて登場した悪役キャラで、作者の弘兼憲史さんが「最も好きなキャラクターの1人」と語る名脇役。現在連載中の「会長編」に十数年ぶりに再登場することを記念して、週刊Dモーニングで「特別編集 今野輝常マガジン」が無料公開されたのですが、その中で「登場以来、お名前の読みを『きつね』ではなく『てるつね』と誤ってお呼びしておりました」と衝撃の告白をしています。これには今野さんも「謝れば許されるいうんか!?」とご立腹の様子。

週刊Dモーニングで公開中の「今野輝常(きつね)マガジン」。ちゃんと正しいルビが振られてます
謝れば許されるいうんか!?

 誤解を生むきっかけとなったのは、「課長編」の説明会で今野が自己紹介をするシーン。漢字で自分の名前を書き「キツネと呼んで下さい、カハハハハ」と言って盛大にスベるシーンが描かれています。いかにも「本当はてるつねだけどキツネと読ませるギャグ」に見えますが、実際はおどけた調子で本名を名乗っただけだったもよう。今野さん側にも多少の問題があるように思えますが、それにしても25年間間違ったまま誰も気付かないとは、まさにキツネにつままれたような話ですね。

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「今野輝常ファン」のライター山田ゴメスさんのコラムでも自己紹介のシーンが取り上げられています

たろちん

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