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青函トンネルでの発煙事故についてJR北海道が説明
最後の乗客が地上に出たのは停車から約5時間45分後だった。
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JR北海道で4月3日に青函トンネルで発生した特急スーパー白鳥34号の発煙事故について4日、詳しい状況を明らかにした。
午後5時15分頃、津軽海峡線知内信号場から津軽今別駅間で車掌が5号車の窓から車外に火花が出ていることを確認し停止手配を実施後、旧竜飛海底駅から青森方面約1.2キロメートルの位置に停車。発煙を発見し初期消火を実施した。
乗客は午後5時37分から乗務員の誘導により列車を降りて旧竜飛海底駅に徒歩で移動し、午後6時20分乗客すべてが到着したのを確認した後、誘導路から避難所へ移動。地上へつながるケーブルカーで午後7時35分から地上へと誘導を開始した。地上に到着した乗客は午後10時4分ころから順次バスにて青森市内へと移動した。最後の乗客が地上に出たのは停車から約5時間45分後だった。
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特急スーパー白鳥34号は6両編成。乗客124人、乗務員5人が乗車しており、2人の乗客が気分が悪いとの申告があり救急車で病院へと搬送された。
発煙の原因として、モーターに電気を送る配線に過電流が流れ、配線の被膜が焦げたものと推定されている。旧竜飛海底駅付近の列車火災検知装置では先頭から5軸目付近で発熱を検知していたが、比較的低温であったため火災との判断ではなかったと説明している。
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