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東京メトロが、日本初となる“全線の列車位置等のオープンデータ化”を行います。これにともない、同データを活用したアプリの開発コンテスト「オープンデータ活用コンテスト」も企画し、9月12日〜11月17日までアプリを募集します。
行政や企業が持っているデータを誰でも利用できるよう公開し、社会や経済の活性化に役立てる「オープンデータ」の取り組みが近年注目されています。そんな中、東京メトロでは創立10周年記念の一環として、列車位置や遅延時間といった細かなデータの公開を決定しました。
新たに公開されるのは、列車の方向、列車番号、列車種別(普通、急行等)、始発駅・行先駅、車両の所属会社、在線位置(ホーム、駅間の2区分)、遅延時間(5分以上の遅延を「遅延」として表示)──といった情報です。
同社では2020年の東京オリンピック開催も見据え、今回のオープンデータ化が、便利なアプリの開発につながることを期待しています。アプリ開発コンテストは誰でも応募可能で、グランプリには賞金100万円が贈呈されます。詳しい応募概要は同社の企画概要ページでご確認ください。
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