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NHK「クローズアップ現代」の“やらせ”を指摘された問題で一部誤り認める

ただし、関係者の認識が食い違う点も多く今後さらなる聞き取りと調査を進める。

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 NHKは4月9日、報道番組「クローズアップ現代」でやらせがあったと指摘されている問題について中間報告を発表し、一部誤りを認めた。

公表された中間報告

 問題になっているのは昨年5月14日に放送された「クローズアップ現代 追跡“出家詐欺”~狙われる宗教法人~」。多重債務者を出家させて名前を変えさせ、金融機関から多額の住宅ローンをだまし取る「出家詐欺」の実態と背景に迫り、その対策を探った内容だった。

 番組内で出家を斡旋するブローカーとして紹介された男性が、記者の指示によりブローカー役を演じた“やらせ”があったとしてNHKに訂正を求めていた。

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 調査チームが関係者に聞き取りを行った結果、活動拠点と紹介された場所の裏付けが不十分で誤りだったことが分かった。一方、ブローカー役を演じるよう依頼したとする件については大きく食い違う点が多く、さらに事実関係を調査すると報告している。

 今後は取材や制作のプロセスや放送内容が適正だったのか、改善策も含めて検討するとしている。

「クローズアップ現代 追跡“出家詐欺”~狙われる宗教法人~」(NHK「クローズアップ現代」過去放送分より)

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