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胸の谷間にボトルを挟む 乳がんのチャリティーキャンペーンが物議醸す

患者への配慮に欠けるといった批判の声が多く上がっています。

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 昨年流行したアイスバケツチャレンジに続いて、今度は“おっぱいでボトルをはさむチャレンジ”なるものが海外で流行しており、物議を醸しています。


HoldACokeWithYourBoobsChallengeのFacebookページ(編集部でモザイク加工しています)

 乳がん啓発キャンペーンとして、胸の谷間にボトルをはさんだ女性(や胸にコーラを貼り付けた男性)の写真が「#HoldACokeWithYourBoobsChallenge」のハッシュタグとともにSNSに投稿されています。


Instagramにも多数の投稿が(編集部でモザイク加工しています)

 実はこのキャンペーン、初めはチャリティーではなく、アイスバケツチャレンジのような活動をパロディにしたジョークでした。始めたのはアダルト関連業界の関係者とモデル。はじめは流行するとは思っていなかったそうです。しかし多くの人がチャリティー活動として投稿するようになったことから、次のチャレンジャーを指名したり、好きな団体に寄付をするよう呼びかけるようになったとHoldACokeWithYourBoobsChallengeのFacebookページ説明しています。

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 キャンペーンは注目を集めていますが、「患者への配慮に欠ける」など批判の声も多く上がっています。Breast Cancer Research Foundation(乳がん研究財団)は「毎日多くの人が(乳がんで)苦しんでいる。それをこのような露骨なやり方で矮小化するのはひどいことだ」とNYDailyNewsにコメント。乳がんで乳房を切除した女性は、中指を立てたチャレンジ写真を投稿することでキャンペーンへの怒りを表しています。

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