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「謀反していい?」「まじ謀反だけはまずいって」――「もしも戦国時代にネットがあったら」を再現した動画が妙にリアルでなんか嫌

会話内容が学生っぽい。

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 「本能寺の変」と言えば、織田信長のいる本能寺を明智光秀が襲った、戦国時代の大事件。でも、もし戦国時代にインターネットがあったら本能寺の変は起こらなかったかも? そんなSF的視点から描かれたムービーがYouTube上で公開中です。

 明智光秀から「ノブ」とチャットを送られるところからスタートするこの映像。なんだか見た事のあるツールを使っています。「ノブ」ってもしかして信長? なんで友達みたいな呼び方なんだろう……と思ったら今度は「なんか最近調子のってね?」「謀反していい?」と謀反をほのめかす光秀。さすがの信長も「……まじなの?」と焦りはじめます。その後も「そろそろ謀反かなーって。そんな季節かなーって」「LOVE&PEACEじゃん世の中」など、まるで若者同士(?)のようなポップな会話が続いていきます。

戦国時代にLOVE&PEACEとはさすが信長様
しかし明智光秀はホトトギスの件でご立腹です

 謀反を計画するみっちゃんとそれをなだめようとするノブ、戦国時代らしからぬ言葉を使う2人のやりとりもユニークですが、その反面バックで流れる鹿威(ししおど)しや鐘の音で戦国時代っぽさを演出し、ギャップがなんとも楽しい動画となっています。他にも、着信時に映る肖像画など細かなネタも見逃せません。

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みっちゃんからの着信。画像は肖像画なんだね

 実はこれ、映像業界の活性化を目的に開催されている「Brain Online Video Award」の中で、So-netから協賛企業賞を受賞したムービーです。約2分弱のシンプルな映像ですが、奇抜なアイディアで受賞も納得のデキとなっています。最後にはSo-netのロゴと表示される「インターネットは世界を変えるかもしれない」の文字。確かに戦国時代にチャットツールがあったら世界は変わっていたでしょうね。

和解したあともホトトギスは大事にしてほしいらしい

イッコウ

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