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「エルサは黒人じゃない」と言われたアボリジニの3歳の少女、ディズニーに招待されてエルサ女王になる
人種差別、ダメ、絶対。
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オーストラリアに住む、「アナと雪の女王」のエルサが大好きな3歳の女の子、サマラ・ミューアちゃんの身に起こった出来事が話題になっています。
サマラちゃんは、5月の終わりに母のレイチェルさんと「アナと雪の女王」のイベントに、エルサのドレスを着て参加しました。ところが、他の参加者の親子に「どうして黒人なのにそのドレスを着てるの?」「アナもエルサも黒人じゃないのに」「黒人は醜い」といった差別的な言葉をかけられ、すっかり落ち込んでしまったのです。
サマラちゃんは泣きじゃくり、アボリジニのダンスレッスンに行くことを拒否し、色が白くなるようにとゴシゴシと肌をこすり洗ったといいます。
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レイチェルさんがFacebookにその出来事を書き込み、「人種差別はまだ存在している」「次の世代で良くしていかなければ」と訴えると、多くの人たちが反応。2000件以上シェアされました。そのメッセージを「The Courier(クーリエ)」が取り上げたことにより、さらに大きな反響が。テレビ番組にも多く出演するようになりました。
そして7月5日、サマラちゃんはメルボルンのホテルで行われたディズニーのイベントに特別に招待されることに! エルサのドレスをまとい、頭にティアラをつけて、エルサとアナと3人で一緒に写真を撮りました。そのときの写真がアップされているFacebookには「すごく可愛い」「お姫様だ」といったコメントが付いています。
エルサに直接「大好き!」と伝えられたというサマラちゃん。夢がかなって、ほんとうによかったね!
(青柳美帆子)
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