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任天堂、岩田社長が死去 ニンテンドーDSやWiiなどヒットに導く
2002年に代表取締役に就任、ニンテンドーDSやWiiなどをヒットに導きました。
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任天堂は7月13日、同社の岩田聡代表取締役社長が7月11日、胆管腫瘍のため死去したと発表しました。55歳。これにより代表取締役は今後、竹田玄洋氏、宮本茂氏の2名に。代表取締役社長の後任については未定となっています。
※当初竹田氏、宮本氏の2名が岩田氏の後任に、といった書き方をしていましたが、任天堂に確認したところ、後任にあたる「代表取締役社長」の人事については未定とのことでした。お詫びして訂正いたします
大学卒業後、のちに任天堂の子会社となるハル研究所に入社。凄腕のプログラマーとして知られ、「星のカービィ」など多くのヒット作品を世に送り出しました。その後、その手腕を買われ、2000年には取締役経営企画室室長として任天堂に入社。さらに2002年には代表取締役社長に抜てきされ、元プログラマー・元子会社出身という異例の人事で世間を驚かせました。
社長就任後は、ゲーム人口の拡大を最大の目標に掲げ、ニンテンドーDSやWiiなど新機軸のゲームを次々と発売。当時プレイステーションの後塵を拝していた任天堂を、ふたたびゲーム業界トップシェアにまで押し上げました。近年も、社長みずから新作ゲームをプレゼンテーションする動画配信企画「ニンテンドーダイレクト」に出演、またユーザーの「ゲーム実況」や「プレイ動画」投稿を公認するなど新しい取り組みに意欲的でした。
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