虚構新聞「フジテレビ専用リモコン」記事で謝罪　「すでに同様の製品存在する」と指摘多数

　虚構ニュースサイト「虚構新聞」は7月21日、同日掲載した「フジ、自局専用リモコンを無料配布へ　他局も追随」という記事について、「同様のリモコンがすでに存在する」との指摘を受け、「本来虚構世界の現実を伝えることを使命とする本紙におきまして、このような誤報をお伝えしてしまったことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

　記事では、フジテレビが視聴率低迷を受け、絶対に8チャンネルしか選べない「フジテレビ専用リモコン」の無料配布を検討している、と報道。もちろんすべて虚構……だったはずなのですが、すでに中京テレビや名古屋テレビなど、複数の局が同様の製品をキャンペーンなどで制作・配布していたことが読者の指摘により発覚。記事を取り下げ、検証を行った結果やはり誤報（事実）であったと認め、謝罪と調査報告を掲載しました。

　記事掲載後わずか25分と、過去最短記録での誤報発覚となった今回のケース。虚構新聞では事態を重く受け止めるとともに、自らの取材不足を棚に上げて「これだから脳に味噌カツ詰め込んでる人間の発想は理解できない」などと暴言を吐いた社主UK氏に猛省を促すべく、「本社ビル地下3階地下牢拘留5日間（おやつ抜き）」、さらに「拘留終了後、編集部が後日指定する日の朝・昼・夜3食すべて味噌カツ（おやつも味噌カツ）」の処分を決定したとのことです。