新たな本との出会いがあるかも? 東京ミッドタウンで9月19日から「六本木ブックフェス」初開催
本を旅立たせたり、お外で読書したり、読書の秋を堪能できちゃう。
東京ミッドタウン(東京・六本木)で、9月19日から23日まで「六本木ブックフェス」を開催します。
このイベントは「新しい読書体験」がテーマ。さまざまな角度から新たな本と出会える企画を用意しています。デザインとアートの街として六本木を考えるWebマガジン「六本木未来会議」の「アイデア実現プロジェクト」の1つとして初めて開催するもので、ブックディレクターの幅允孝さんが中心となっています。
目玉は「ブック・ジャーニー」という、おすすめの本を持ち寄る代わりに他の人がおすすめする本を選んで持ち帰る、本の交換イベント。来場者は、小説・絵本・漫画・写真集など自分がおすすめする本を持ち寄ります。持ち寄った本は本の中身が見えない状態に包装し、題名や作者名を伏せて心に残る一節やエピソードなど本にまつわるコメントを書きます。書いたコメントは包装した本に添えてテーブルに並べられ、参加者は題名や作者名ではなく添えられたコメントを頼りに本を選ぶという流れになります。
また、「青空ブックシェルフ」という、テーマが異なる3種類の本棚が登場する青空図書館も登場します。そのテーマとは、47都道府県をテーマにした本が集まる「日本の本棚」、第一線で活躍する46名のクリエイター達がこれまで刺激を受けたおすすめの本をそのストーリーと共に紹介する「デザイン&アートの本棚」、”食の秋”など、様々な秋をテーマに選んだ「秋の本棚」の3種類。本の貸し出しについては、会場となる芝生広場内のみとなります。
期間中、9月19日には芥川賞を受賞した羽田圭介さんなど話題の作家やアーティストが芝生の上で本を読む野外朗読会「読書のフェスin Roppongi」、9月20日・21日には行く先々に合わせて本をセレクトする移動式本屋「BOOK TRUCK」など、イベントも開催されます。なお、「六本木ブックフェス」は屋外のイベントのため、雨天の場合は中止となりますのでご注意ください。
(あまにょん)
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