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音楽著作権管理団体「イーライセンス」と「JRC」が事業統合へ エイベックスが筆頭株主に
音楽業界に大きな動き。
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エイベックス・グループ・ホールディングスは9月28日、著作権管理会社の「イーライセンス」と「ジャパン・ライツ・クリアランス」の筆頭株主となり、両社の事業統合に向けた協議を開始すると発表した。
株式取得は同ホールディングスの100%子会社であるエイベックス・ミュージック・パブリッシング(AMP)が行う。三社は、楽曲の権利者及び利用者双方によりよいサービスを提供し、「著作権管理事業者として音楽産業・文化のさらなる発展に寄与すること」を目的に据えたとしている。
9月30日付けでJRCがエイベックスの持分法適用関連会社となり、10月1日付けでAMP代表取締役社長の阿南雅浩氏がイーライセンスの代表取締役社長に就任する予定。
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イーライセンスとJRCは、日本音楽著作権協会(JASRAC)に続く規模の著作権管理団体。同分野では依然としてJASRACが圧倒的なシェアを誇るが、大手レコード会社が本格参入することでどうなるのか注目が集まりそうだ。
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