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アプリでアニメーションを学べる時代 アニメーター初学者のための「アニメミライ プラス」
「走り」「日常芝居」などのアニメーションを、絵や動画で。
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アニメーターを目指す人たちが、登場人物の基本的な動きを画像や動画で学習するための無料アプリ「アニメミライ プラス」がリリースされました(iOS版のみ)。
同アプリは、「若手アニメーター等人材育成事業」の一環として文化庁が2010年に始めたプロジェクト「アニメミライ」の委託で、アプリ開発などを手掛ける「サイフォン」が制作したもの。
過去に「アニメミライ」に参加した映像作品「わすれなぐも」(Production I.G)を題材に、作中から選ばれた「走り」「歩き」「アクション」「エフェクト」「日常芝居」「ふりむき/感情芝居」「動物/メカ・プロップ」といった基本動作を、「線撮」「レイアウト」「タイムシート」の視点から見ることができます。シーンの選定は、「アニメミライ」で評価・選定委員を務めたアニメーターの数井浩子さんが担当しました。
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アニメーター初学者がアニメーションを学ぶに当たって、各スタジオが保有する作画資料を自由に見ることができないことや、資料を閲覧できたとしても、熟達者から適切な指導を受ける機会が少ないことが問題になっているとのこと。このアプリが問題を解決する足掛かりとなることが期待されます。
今後は、同アプリに関して広く意見を募るとともに、国内教育機関のアニメーション学科で、数井さんを中心に教育手法の開発と実践を進めていくとのことです。
(宮澤諒)
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