ニュース

「いのちのスタンプ」で自分の絵が動き出す スケッチブック・ペン・スタンプは全て市販 不思議な「らくがき動物園」が未来館に

楽しい!

advertisement

 スケッチブックに動物の絵を描き「いのちのスタンプ」を押すと、自分が描いた動物に魂が宿って机の上を動き出す……そんな魔法が、デジタルコンテンツEXPO(10月22~25日/日本科学未来館)で体験できます。

 この作品のタイトルは、「らくがき動物園」。なんとも不思議な体験ですが、作品に使われているスケッチブック・ペン・スタンプのインクは全て市販のものが使われています。


動物の絵を描いて「いのちのスタンプ」を押すと絵が動き出します。ポイントは線をつなげること

他のページを開くと違う動物が

ここは「だちょう」のページ。他のページからも遊びにきます

 仕組みは意外にシンプル。「いのちのスタンプ」の中にArduinoが組み込まれており、スタンプを押したことを圧力センサーが検知。それをトリガーにスケッチブックの上に取り付けられたカメラが作動してスケッチブックを撮影。「いのちのスタンプ」(今回は赤色)から一番近い黒の線を輪郭として抽出し、手足などを自動解析します。解析が終わると骨(ボーン)を自動で挿入。これにより自分で描いた絵が歩いたり跳ねたりと躍動感を持ちます。あとは直上プロジェクターから投影すれば、この魔法の動物園が出来上がるというわけです。

advertisement

「いのちのスタンプ」。中には圧力センサーが

カメラでスケッチブックを撮影

スケッチブックに書かれたマーカーを検出して動物の種類を特定します

 ちょっと未来の動物園。友だちの絵と自分の絵が楽しそうに踊ったりお話したりしていたら、ちょっぴりうれしくなってしまいます。

太田智美

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  7. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  8. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  9. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  10. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」