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村上春樹の小説が初の電子化! 第1弾は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
最新作「ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集」も11月21日に電子版と同時発売されます。
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村上春樹さんの小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が電子書籍になることが分かりました。11月5日より主要電子書店で予約注文がスタートしています。発売日は12月10日、価格は780円(以下、税込)。
これまで、Webサイト「村上さんのところ」での読者とのやりとりをまとめた「村上さんのところ コンプリート版」や、「走ることについて語るときに僕の語ること」といったエッセイ、ノンフィクション作品は電子化されていましたが、小説が電子化されるのは今回が初。村上作品の電子化を熱望する声は多く、文藝春秋は今回のことが「電子書籍業界全体の活性化に繋がると考えられます」とコメントしています。
また、最新作「ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 電子特別版」(1500円)の予約もスタートしており、単行本と同じ11月21日に発売予定。既刊エッセイ「若い読者のための短編小説案内」(550円)、「意味がなければスイングはない」(600円)も11月21日に配信開始となるほか、12月4日には「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の文庫版(788円)も発売されます。
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(宮澤諒)
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