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写真…じゃなくて絵だ!? ”自閉症の画家”が記憶だけを頼りに描いた鉄道の絵が信じられないほどリアル

下書きすらしないそうです。

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 日本信号株式会社の第133期中間報告書の表紙が話題になっています。一見鉄道の写真が掲載されているかのように見えて、実は手描きの絵だったのです。

話題となった絵
ぱっと見だと写真に見えます

 細部まで非常に精巧に描かれており、近くで見ないと絵だと分からないほど。しかもこの絵、なんと一度見た風景を記憶して下書きなしで描き上げたというのです。し、信じられない……!

報告書の最終ページに驚きの事実が

 並の人では、写真を見ながらでもここまで細かく、そして正確に描くことはできないでしょう。まさに、天性の才能としか言いようがありません。

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 この絵を描いたのは、埼玉県日高市に住む自閉症をもつ福島尚(ふくしまひさし)さん。過去にはNHKが福島さんをレポートしており、福島さんの生い立ちと作品の評価について以下のように書かれていました。

福島さんは、4歳の頃から鉄道に興味を持ち、鉄道の絵ばかりを描いてきました。誰にも習ったことはなく、全て自己流の描画です。知的障害があり 平日の昼間は福祉作業所に通っていますが、毎日必ずキャンバスに向かっています。

展示会場で出会った鉄道ファンも、「普通だったら省略して描かないところまで、全て正確に描いている!ここまで描き込まれた絵は見たことがない!!」と感動の様子。

 鉄道ファンすらうならせる福島さんの絵は、日高市にある「ギャラリー喫茶、ガレリア・デ・カフェ・リモン」で常設展が開かれています。他の作品も見てみたい方は、訪れてみてはいかがでしょうか。

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