18日朝、関東内陸部で大雪の可能性 通勤の足に影響も
都心でも積もる可能性があり、注意点をまとめました。
どれくらい降るのか、最も積もりそうなエリアは
大雪の可能性があるのは関東(山梨含む)の内陸部です。山梨や東京の多摩地方、群馬、栃木、埼玉から東京都心へ向かう交通機関は特に要注意です。
18日18時にかけての予想降雪量は関東北部の平野部は30センチ、関東南部の平野部は15センチ、東京都心も10センチです。関東北部の山沿いや箱根、多摩地方、秩父、甲信は40センチから50センチと大雪の恐れがあります。
道路は速度規制などの可能性があります。また、歩き慣れている通勤路や通学路でも、積雪や凍結路面になって歩きづらくなりそうです。そのため、駅やバス亭などへ向かうのもいつもより時間がかかることも予想されます。時間に余裕を持って早め早めに行動するように心掛けて下さい。
雪のピークは いつ頃にやむのか
雪のピーク
降り方が強まる時間帯は18日(月)の午前3時頃から午前8時頃にかけてです。大粒の雪が降って傘がみるみるうちに重くなる、ビニール傘が白くなるという所もありそうです。関東の雪は水分を含んでいて湿っています。うっすらでも積もった雪と靴の裏との間に水が入りこみ、(若干浮いたようになるため)転倒の危険があります。
雪がやむ日時
18日(月)の15時~18時頃(午後3時~午後6時頃)になりそうです。
防災上の注意点は(今後の大雪の時にも役立つ情報)
時間に余裕を持って行動しましょう
- いつも歩き慣れている道でも積雪状態になると予想以上に時間がかかることがあります。
- 時間にギリギリになって焦って急ぎ足になると転倒の危険性が高まります。
履き慣れた靴や滑りにくい靴にしましょう
- サラリーマンの方はビジネスシューズなど裏がツルツルの革靴は滑りやすいです。
- 女性の方はヒールの高い靴は雪道を歩くには危険です。
- 裏に溝がついている運動靴がおススメです。
歩き方のポイントを覚えておきましょう
- 歩幅を小さくしてゆっくり歩く⇒ペンギンのような歩き方です。
- 足の裏全体に体重をかけて地面につけるようにして歩きましょう。
転倒防止のために両手をあけておきましょう
- スマートフォンで画面を見ながら、携帯電話で通話やメールをしながらなどの「ながら歩き」は足元への注意力が散漫になり、危険です。
- 手袋をしましょう。(ポケットに手を入れたままの状態は、とっさの時にバランスがとれず転倒の危険性が高まります。厳しい寒さでも手袋をして両手を出しましょう。両手を出していれば、もし転倒してしまっても手をついて顔や頭を守ることができ、大ケガを避けられます。)
- リュックや肩掛けカバンなどを選び、できれば傘を持つのも避けましょう
特に注意すべき場所を知っておきましょう
【歩道橋の上や橋の上】
地表と接していない→地熱が少ない→雪や氷が融けにくい
【横断歩道】
多くの人や車が通り、雪が踏み固められやすいためです。特に白線部分は滑りやすいです。(←横断歩道の白線部分はアスファルトの部分と違い水が染み込みにくく、薄い氷膜ができ、滑りやすい状態になっています)
【地下への出入口や商業施設や会社など建物への出入口】
屋外では注意して集中して歩いていたのに、建物の中や室内には雪がないと急に安心し、油断しやすくなるためです。靴の裏についた雪が建物内の出入口付近や廊下に残っていることもあります。油断は禁物です。地下へ降りる際は、段差があるため、より危険です。
【バスやタクシーの乗降場所】
人や車のタイヤで雪が踏み固められやすいです。バスの中やタクシーの中とで急に足元の状態が変わるため、乗り降りの際は特に注意です。自分の行動範囲の情報を確認しましょう。
【自宅周辺と職場や学校付近などの移動先とでは雪の降り方、積雪の状況が異なる場合があります。まずは自分が行動する範囲の気象情報や交通情報をこまめに確認しましょう】
雪がやんだ後も歩きやすい道を選びましょう
【雪が融けやすい所と融けるまでに時間がかかる所があります】
大きな幹線道路の雪が融けるのは比較的早いですが、路肩や路地裏、歩道、日陰になっている所は完全に融けるまでに時間がかかります。出来る限り歩きやすい道を選び、通勤や通学路を一時的に変更するのも良いでしょう。
【自分の行動範囲の情報を確認しましょう】
自宅周辺と職場や学校付近などの移動先とでは雪の降り方、積雪の状況が異なる場合があります。自分が行動する範囲の気象情報や交通情報をこまめに確認しましょう。
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