神奈川県の公式サイト「かながわ女性の活躍応援団」が斜め上のデザインだと話題に
女性が、どんどん主役になる……あれ? ※追記あり
神奈川県の公式サイトの1つ「かながわ女性の活躍応援団」がネットで注目を集めています。その理由は独特なデザイン。百聞は一見に如かず、こちらのトップページをご覧ください。
「女性が、どんどん主役になる」というキャッチコピーと共にでてくるのは11人の男性。名称やキャッチコピーからは意外な感じですが、女性は1人もいません。
この「かながわ女性の活躍応援団」とは、2015年に黒岩知事のもと性別に関係なく個性と能力を発揮できる社会を実現するために結成されたチーム。メンバーには、神奈川にゆかりの深い企業の“トップ”たちが名を連ねています。
かながわ女性の活躍応援団 団員名簿
池田典義(アイネット取締役会長)
原田一之(京浜急行電鉄取締役社長)
魚谷雅彦(資生堂代表取締役 執行役員社長)
木本茂(高島屋取締役社長)
津久井宏(ツクイ代表取締役社長)
川名浩一(日揮代表取締役社長 )
カルロス・ゴーン(日産自動車代表取締役社長 兼 最高経営責任者)
宮島和美(ファンケル代表取締役 社長執行役員)
田中達也(富士通代表取締役社長)
寺澤辰麿(横浜銀行代表取締役頭取)
団長:黒岩祐治(神奈川県知事)
アドバイザー:岩田喜美枝(21世紀職業財団会長)
大変豪華なため、一般的なサイトであればトップに登場しても全く不思議ではないのですが、いかんせん「女性の活躍」を打ち出した企画とはギャップがあるため、ネット上では「笑ってしまった」「出落ち感」「主役はどこ?」といった声が上がっていました。
サイトのデザイン意図については現在、担当部署に問い合わせ中。
1月21日追記
かながわ男女共同参画センターから企画の趣旨についてコメントをいただきました。
全文
女性の活躍を推進するためには、企業のトップが直接働きかけることが効果的であり、また、日本の企業のトップの多くは男性であり、その男性の意識改革が必要だと考えております。
男性の意識改革には同性(男性)からの呼びかけが効果的であることから、今回結成した応援団のメンバーはあえて男性としました。この応援団の本質は男性リーダーによる男性リーダーの変革というところにあります。
男性の企業トップが男性に働きかける取組みは、オーストラリアで始まり、日本でも内閣府に「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」が結成されており、同様の男性リーダーが女性の活躍推進をするために世の中を変えていくという取組みがあります。都道府県レベルでこうした取組みを行うのは、本県が初めてです。
今後は、機会をとらえて、誤解のないようホームページ上でも伝えていきたいと考えております。
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