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解読不能な謎の高額本「亞書」 発売元が国立国会図書館に136万円を返納したと発表
発売元のりすの書房は既に解散済み。
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解読不能な謎の高額本「亞書」の発売元であるりすの書房が、国立国会図書館から書籍代の返還を求められていた件(関連記事)で136万1460円を返納したと発表した。りすの書房は既に倒産しており、2015年11月20日に解散しているとのこと。
「亞書」はギリシャ文字などをランダムに配した解読不能な書籍シリーズ。Amazonでは1冊6万4800円という高額で第1巻から第78巻まで販売されており、ネット上では「謎の高額本」として話題になっていた。
国会図書館では郵送された「亞書」を一般に頒布されている出版物として受け入れ、42冊分の約136万円を支払っていたが、その後の調査により国立国会図書館への納入義務の対象には当たらないものと判断。書籍を発売元に返却するとともに、代償金の返金を求めていた。
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これに対し、りすの書房のサイトには一時国会図書館への不満をあらわす長文なども掲載されていた(関連記事)が、その後は「早急に返金手続きを行う」というシンプルなコメントに変更。2月4日に返納したというコメントに更新された。国立国会図書館にも問い合わせたところ、返金が確認できているとのこと。
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ネットでの提供を継続するために。国立国会図書館のパブリックドメイン古書、AmazonがKindle版配信
「羅生門」「南総里見八犬伝」などの名著が配信されている。
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