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国内でジカ熱感染患者が発生 神奈川県の10代男性

ブラジルに滞在していた男性の感染が確定。

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 厚生労働省は2月25日、日本国内でジカウイルス感染症(ジカ熱)患者が発生したと発表しました。


厚生労働省の発表

 患者は神奈川県に住む10代の男性。2月9~20日にブラジルに滞在し、帰国後に発熱や発疹の症状を示していました。国立感染症研究所で検査した結果、25日にジカウイルス感染症の陽性が確定。現在は自宅療養中で状態は安定しているとのことです。

 日本でジカウイルス感染症患者が発生したのは4例目(全て輸入症例)。最近の中南米でのジカウイルス感染症流行(関連記事)の後では初めての発生となっています。

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 ジカウイルスは、一般に蚊に刺されることによって感染する疾患。日本は現在、蚊の活動期ではないため、国内で感染が拡大するリスクは極めて低いと同省は述べています。また、流行地域に渡航する場合は蚊に刺されないように注意すること、また赤ちゃんが頭が異常に小さい状態で生まれる「小頭症」との関連が疑われるため、妊婦は流行地域への渡航を控えることも呼びかけています。


2月1日に世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」を宣言

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