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ルーブル美術館監修の漫画展 新たに松本大洋、五十嵐大介ら5人が参加

参加漫画家による新作の連載や描き下ろしも。

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 7月より日本で開催されるルーブル美術館監修の漫画展覧会「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」に、日本人漫画家として参加が発表されていた荒木飛呂彦さん、谷口ジローさんに加え、新たに松本大洋さん、五十嵐大介さん、坂本眞一さん、寺田克也さん、ヤマザキマリさんの5人の参加が発表されました。


「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」(画像は展覧会公式サイトから)

 この展覧会はルーブル美術館が2003年より行っている「ルーヴル美術館BD(バンドデシネ)プロジェクト」の一環として開かれるもの。フランスには古くから「バンドデシネ」と呼ばれる漫画文化があり、絵画や彫刻と同様に「第9の芸術」として評価されています。

 プロジェクトのコンセプトは、ルーブルを題材に漫画家に好きなように作品を書いてもらうというもの。これまでフランス内外のさまざまな漫画家が参加し、日本人では荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」と谷口ジロー「千年の翼、百年の夢」の2作が参加しました。

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荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(画像は展覧会公式サイトから)

 特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」はその発展形として、日本とフランスの漫画文化の架け橋となるために開催されるもの。展覧会ではプロジェクトに参加した日本人漫画家の作品を含む数百点の原画や資料を展示。7月22日に東京で始まり、大阪、福岡、名古屋を巡回します。

 今回新たに参加が発表された5人のうち松本さんは、新作漫画「ルーヴルの猫(仮)」を小学館「ビッグコミックオリジナル」で6月20日から連載予定。五十嵐さん、坂本さん、寺田さん、ヤマザキさんも同展のために新作漫画を描き下ろすとのことです。


松本大洋「ルーヴルの猫(仮)」(画像は展覧会公式サイトから)

参加アーティスト

ニコラ・ド・クレシー

マルク=アントワーヌ・マチュー

エリック・リベルジュ

ベルナール・イスレール

荒木飛呂彦

クリスティアン・デュリユー

ダヴィド・プリュドム

エンキ・ビラル

エティエンヌ・ダヴォドー

フィリップ・デュピュイ

谷口ジロー

松本大洋

五十嵐大介

坂本眞一

寺田克也

ヤマザキマリ

巡回スケジュール

東京

展覧会名:ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」

会期:2016年7月22日~9月25日

会場:森アーツセンターギャラリー

大阪

展覧会名:ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」

会期:2016年12月1日~2017年1月29日(予定)

会場:グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ

福岡

会期:2017年4~5月(予定) 

※詳細は後日発表

名古屋

会期:2017年夏 

会場:松坂屋美術館

※詳細は後日発表

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