恐竜の内臓まで見られる! 「ティラノサウルス大解剖 恐竜大発見展」3月19日より
ホントの意味での大解剖。
実物大(全長約13メートル)のティラノサウルスと、その内臓までを復元した標本を展示する「ティラノサウルス大解剖 恐竜大発見展」が開催されます。場所はナガシマスパーランド(三重県桑名市)、開催期間は3月19日から5月8まで。詳しく紹介するという意味での「大解剖」かと思いきや、実際に解剖しちゃいました! というユニークな発想の恐竜展です。
展示されるティラノサウルスの標本は、昨年「ナショナルジオグラフィックスチャンネル」で放映された「世界初!恐竜大解剖」で実際に使用されたものです。番組では標本を解剖しながら、内臓や筋肉といった部位のそれぞれの働きや特徴を解説しています。
標本の制作は映画「スターウォーズ」のジャバ・ザ・ハットを手掛けた特殊メイクアップアーティスト、ジェズ・ギブソン・ハリス氏。ハリス氏は今回の展示のために来日し、協力もしています。また内臓の標本の作りこみは、のべ1万時間以上費やして血や胃液に至るまで再現しており、かなり高い完成度が期待されます。
解剖された標本のほか、近年の研究成果を細部まで反映させたティラノサウルスの全身骨格、「パーフェクト・スタン」を展示。また、リアルに動くばかりか操作もできる「ティラノサウルスロボット」や、研究員のコスチュームでチェーンソーを手に持って、番組を再現した写真を撮影できるなど、盛りだくさんの内容となっています。
世界最高峰のアーティストが手掛けた巨大な恐竜が見られる、というだけでもワクワクしますが、さらに解剖という要素を加えることにより、子どもだけでなく怪獣の解剖図を見て育ったお父さん世代にとっても、とんでもなく楽しみな恐竜展です。
(Jun)
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まぁ、七面鳥なんですけどね。
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